2010年12月17日(金) 早朝参拝(内宮) (車、徒歩)
12月22日には冬至祭が開催され、冬至の前後では宇治橋正面から日の出を拝むことができるそうだ。冬至祭には混雑は避けられないと思い、早々と日の出を拝むために内宮へ早朝参拝した。
まずは早朝参拝の記録とし、宇治橋からの日の出は別の記録に。
【参考】 宇治橋からの日の出
今回の目的は宇治橋からの日の出を拝むことであったので、宇治橋前の駐車場へ車を停めた。朝6時過ぎに着いたが宇治橋の前には数人のカメラマンが日の出を待ち構えていた。一人の方に日の出の予定時刻を伺うと「7時30分~40分の間くらい」と教えてくれた。そのため、余裕を持って参拝できた。(感謝)
宇治橋には霜が降りていて、高欄の表面を指でなぞると白い物が集まってきた。
神苑の前から参道を進み、日除橋を渡ると右手に手水舎がある。手水舎は十分な照明が当てられているので、パチリ。
その後、滝祭神に参拝した。が、真っ暗で撮影できなかった。そこで滝祭神から参道に戻ったところで、第二鳥居方面をパチリ。
さらに四至神に参拝してから御正宮へ向かった。御正宮へ参拝した時はまだ暗い感じであったが、参拝を終え石段を下りてくると少し空が明るくなってきた。パチリ。
参道を戻り、新御敷地の前まで来ると初詣用の仮参道が準備されていた。
別宮遥拝所まで来るとそろそろ日の出になるのでは無いかと思われるほど明るくなってきた。
ここが忌火屋殿の前庭(祓所:はらえど)だが、炭の跡が残っている。昨夜と今日の深夜に斎行された月次祭の由貴大御饌の儀の名残りだろう。
こちらは四至神の近くに建てられた初詣用の建物だ。神酒授与所だったような?
その後、この先にある神札授与所で神宮暦の頒布を受けた。神宮暦には大(500円)と小(200円)があるが、比較するために今回は両方の頒布を受けてから風日祈宮へ参拝した。
【参考】 神宮暦(大と小)
風日祈宮橋を戻り、滝祭神へ向かうと既に周囲は明るかったので、ここにも由貴大御饌の儀の名残りを確認できた。
滝祭神から第一鳥居内祓所を望み左手に御手洗場があるので、
御手洗場へ出ると、紅葉は皆無で風景は秋から冬モードに一転していた。
【参考】秋の様子はこちら、 秋の彩りを満喫<伊勢神宮・・>
そういえば前回の早朝参拝の時、こちらは工事中であったが、工事が完了し、すっかり綺麗になっていた。
【参考】 朔日参り、早朝参拝(内宮めぐり)
参道へ戻り、第一鳥居を望むと集団での早朝参拝の様子が。もしかすると神宮会館が宿泊者を対象として毎朝実施している早朝参拝かもしれない。6時30分にフロント出発なので時間的にはピッタリだが?
第二鳥居まで戻り、神札授与所の横から帰りの参道へ向かった。参集殿の前には初詣のために神酒授与所が建てられていた。
神苑の前まで来ると鼓ヶ岳の上部に太陽の光が射し始めていた。
宇治橋を渡ると、
その先には日の出を待ちわびるカメラマンたちの姿が・・・。
その後、私のその一団の一員となった。
【参考】 2010年12月17日