2011年02月12日(土) 御頭神事(高向大社)- 御頭衣装着付け他 (徒歩)
- 御頭神事(高向大社)へ向かう
- 御頭神事(高向大社)- 御頭衣装着付け他
- 御頭神事(高向大社)- 祭典
- 御頭神事(高向大社)- 日和見、七起こし舞奉納
- 御頭神事(高向大社)- 小殿社拝礼、布久目物
- 御頭神事(高向大社)- 祷屋にて
- 御頭神事(高向大社)- ボンドにて
- 御頭神事(高向大社)- 打祭り
- 御頭神事(高向大社)- 切り祓い
高向大社へ近づくと何となくざわざわ感があった。
通り過ぎる方の衣装が神事の始まりを感じさせる。
常夜灯の前には、「重要無形民俗文化財 御頭神事 文部省指定」と刻された石柱が。
鳥居の右手にある立札によると、今日は例大祭だ。
鳥居をくぐり参道を進み、手水舎で心身を清めてから振り返ると、祓所には大麻(おおぬさ)が準備されていた。昨日は大雪が降ったため、天にはシートが張られていた。
社殿へ近づくと社殿の前で御頭の準備が進められていた。
かなり時間がかかりそうだったので、高向大社の周辺を散策することにした。
まずは先ほど通り過ぎた宇須乃野神社へ参拝に向かった。
次に高向公民館へ向かうと公民館の手前左手には大量の薪が準備されていた。ここで御火が準備されるのだろうか?今後確認が必要だ。
ツムギ祭場、
会所を見学後、
再度、高向大社へ向かったが、前を通り過ぎてその先にある小殿社へ向かった。
道路の両側に広がる畑には昨日から残雪があった。朝陽が昇り始めたが雪が解ける気配は全くない。今日も寒い日だ。
こちらが小殿社。もしかしたら地元の方は「こどな」さんと呼んでいたかもしれない。七お越し舞奉納の際に話をした高向の方が「こどな」と発音していたような・・・?
雲の切れ間から太陽が顔を出すとホッとする。心も温まる感じだ。
高向大社へ戻ってくると、御頭衣装着付けは終盤に迫っていた。
拝殿の屋根にも昨日からの残雪があり、徐々に解け出してしずくが落ちてきた。
御頭の準備が整った。高向大社には、大社(かみ)と鏑社(かぶら)の二社が合祀されている。高向地区の氏子は大社と鏑社とに分かれ、自宅の入口にかけるしめ縄の形状や御頭の雌雄、さらには御頭神事でも重要な位置を占める祷屋が奉斎するオワケ(オハケ)の規模も異なるそうだ。(詳細については勉強中)
ちなみに、社殿に向かって左側が大社、右側は鏑社の御頭。
社殿の左手には神楽衆のためにむしろが敷かれていた。
これは何だ? 実は火鉢で楽器に関係していた。演奏中に分かったのだが、結露により音色が変化しやすい笙を温めるためのものだった。
【2011年02月12日 御頭神事(高向大社)の記録】
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- 御頭神事(高向大社)- 祭典
- 御頭神事(高向大社)- 日和見、七起こし舞奉納
- 御頭神事(高向大社)- 小殿社拝礼、布久目物
- 御頭神事(高向大社)- 祷屋にて
- 御頭神事(高向大社)- ボンドにて
- 御頭神事(高向大社)- 打祭り
- 御頭神事(高向大社)- 切り祓い
【参考】