2011年03月19日(土) 近鉄 お伊勢参り 第二回 その7/10 黒塚古墳 (電車、徒歩)
近鉄 お伊勢参り 第二回(大和神社から黒塚古墳へ)にて黒塚古墳にたどり着いた。
階段の下にはこの案内板がある。これを見ると前方後円墳の前方の端にいることが分かる。
早速、階段を上ると前には内堀が見えた。
視線を左へ振ると後円が見える。
12時前になっていたので周囲には昼食のために腰を下ろしているハイカーが多数いたが、私はとにかく後円に上ることとした。階段を上ると、
右側、
左側、
そして頂上。この下に竪穴式の石室があったのだろう。
後円部の頂上から内堀側をパチリ。
また、逆方向の菱池側をパチリ。
後円部から反対側へ下りるとその入口には「史跡 黒塚古墳」の石柱がある。
その近くから後円を望んだが全貌を撮影できなかったので、広場を後にして内堀の反対側へと回った。
黒塚古墳御の全貌を撮影しようとしたが手持ちのデジカメは広角が弱いためこの程度だ。仕方なく、後円部をパチリ。
と前方部をパチリ。
しばらくこの場所で佇みつつ、昼食とした。出発前にパンを一つ食べてしまったので、残りの2個とコーヒー。なぜか鯉が跳ねていた。地震?と思ったが、特に変化はなかった。
広場へ戻ると、黒塚古墳に関する解説が終わる寸前だった。
人垣を縫うように黒塚古墳展示館へと向かった。
展示館へ入ると床には航空写真が貼られている。これを見ると周囲に古墳が多いこと多いこと。黒塚古墳より大きな古墳が多数ある。この地域は大変な所だ。この写真を見ると実感できる。
さらに奥へと進むと、発掘された竪穴式石室が再現されていた。
発見された鏡の配置まで。
続いて2階へ上がると、先ほどの石室が上から見渡せる。また、隅にではあるが次の模型が置かれていた。全貌はこんな感じで、内堀の対岸からのビューだ。
発掘された鏡もすべて展示されている。(本物かレプリカかは?)
さらに、展示館を出て展示館の裏へ回ってみるとこんなものがひっそりと展示されていた。
石棺に使われた石材でかなり大型で、縄を掛けたと思われる縄掛突起の一部が残っている。
これだ。
中でも私が気になったのは、縄掛突起がないと思われる部分の面取り? 石材を合わせるための仕上げなのだろうか? なかなかよい手触りだった。
【近鉄 お伊勢参りハイキング 第二回 天理の町並みから黒塚古墳へ 20110319の記録】