2011年04月10日(日) JR田丸駅から度会橋へ(宮川堤の桜も) (徒歩)
JR東海 神宮125社めぐり(第6弾)小俣めぐり でJR田丸駅へゴールしたが、伊勢方面への次の列車が到着するまで40分程時間があった。じっと待っているよりも歩いた方が気分的にも楽なので、宮川親水公園から見た対岸の桜を思い出しながら歩き始めた。
JR田丸駅前の道を伊勢方面へと歩くと外城田川を極楽橋で渡った。
線路に沿って歩こうと考えたが、しばらく歩くと丁字路になり直進は阻まれた。仕方なく右手にある踏切を渡ることにした。が、鳥居が見えていた。
三ツ桝(みつます)踏切を渡ると、
左手には佐田山稲荷大明神があったので参拝した。
また、道路を挟んで反対側の敷地には、田丸地蔵大菩薩の石柱が建っている。
線路に沿って進む道はないため、踏切の先へと進むと結局、県道13号に出てしまう。
単純に県道へ出るのも面白くないので、手前の交差点を左折し、ミマス(株)の裏手を水路に沿って歩いた。
ところが、結局は県道へ出てしまった。
仕方なく県道に沿って歩いていると「伊勢市」の看板が現れた。ここが伊勢市と玉城町の境界だ。このまままっすぐ進よりも右へ曲がった方が渡り橋に近そう(勘)だったので、あまり深くも考えずに、身体が右折していった。
この道だ。宮川を目指すのだ。
とは言ってもここはどこだろう? 初めて来た場所でしかも人は誰も歩いていない。今日は地図もコンパスも持っていないので少し不安になりながらも、とにかく道なりに進んだ。
すると前方に社叢っぽい木立が見えてきた。近づくと公園があり桜の花が咲いていた。
早速、社叢へ向かうと
鳥居があった。やっぱり神社だ。
珍しい配色だ。
これは桃の花? 花にも詳しくないので・・・? でも、とにかく美しい。
この神社の手水石には 天保三年十一月と刻されている。
社殿はなく石神さまだ。
先ほどの公園へ戻るとここにもあの花が咲いていた。
今まではどこにいるのかも分からずに歩いていたが、やっと「冨岡」の地名板に出会った。ただし「冨岡」がどこにあるのか分からなかった。でも、なんかホッとした。
視線を振ると見たことがある社叢が目に入った。
角にある一本の桜、あれは小社神社だ。以前125社めぐりで参拝したことがある。
小社神社まで寄り道する余力はなかったので、度会橋方面へ急いだ。
前方に見えた鳥居は、関蟬麻呂神社遥拝所のものだった。
この辺まで来るとどこへ行けばよいか分からなくなったので、たまたま通りかかった自転車のおじさんに度会橋の方向を聞いた。「まっすぐ行って、左の方へ・・・」と教えてくれたので、その言葉に従った。
まっすぐ進むとこの坂道に出た。
坂を下り橋を渡ると左手には見たことがある眼鏡の看板が見えていた。あれは確か「メガネサロンハシヅメ伊勢本店」の看板だ。これで度会橋の方向は決まった。あとは歩くだけだ。
粟野町の標識を通り過ぎ突き当たりの丁字路まで来ると、
おかげバスが後ろから通り過ぎて行った。
おかげバスとは反対側を見ると、社叢っぽい雰囲気の杜と敷地の端には幟を立てる柱のようなものが保管されている。ここは神社だ。直感した。
近づくとやはり神社だ。八柱神社。しかも社標では「村社」の文字が埋めて消されている。
この光景は浜郷神社でも見たものと同じだ。
【参考】
鳥居をくぐるとその先には手水舎がある。
この手水石はほぼ球形だ。表面のごつごつ感といえ、今まで見たことがない雰囲気だ。
天保十三年と刻されている。
拝殿で参拝すると、
この社名額が目に入った。この額の左側には「神宮禰宜従五位勲六等東吉貞謹書」とある。
社殿の右手には御神木のようだ。
八柱神社を出て、右へ進むと粟野公園がありここにも桜が咲いていた。
その後は民家の間を通り抜けて開けた空間を目指して歩くと遠くに宮川の堤防が見えたので、堤防へ近づこうとするとこの小川が阻んでいた。下流方向へ進むと橋が見えたのでそれを渡り右手を見てパチリ。
進行方向はこの風景だ。この先を左折して、
しばらく直進すると、左側に城田中学校がある。ここでもグラウンドゴルフの最中だった。ゲートボールより流行しているのか?
城田中学校を過ぎるとすぐ近くにこの橋が架かっている。この堤防でも桜が咲き誇っていた。
見事な桜だ。
橋の東詰めにはこの道標がある。伊勢まで4km。でも度会橋までなら2kmもないだろう。
ここからしばらくは道なりに前を向いて歩いた。やっと着いたのはここだ。右折すると尾崎咢堂記念館へ。
ここが尾崎咢堂記念館。
さらに、その前には柳の渡しの案内板がある。
宮川の堤防まで出ると対岸の桜が左右に長く広がっている。
度会橋を歩くと左(下流)側では、堤だけでなく河川敷にも桜、桜、桜・・・
度会橋の右(上流)側には多くの車が駐車してあった。かなりの人出だ。
宮川堤の桜は何といっても度会橋の下流側なので、橋の下をくぐり
下流側へ向かうと、たくさんの屋台、たくさんの花見客が・・・
堤でも桜は満開で、花見客の賑やかな声が聞こえてくる。
桜を楽しみながら堤を進むと、
楠大明神までたどり着いたので、一度右側の階段をおりて、鳥居をくぐり直した。
楠大明神にお参りしようと思ったが、行列が出来ていたので今日のところは遠慮した。
小さな子供の一生懸命にお祈りしていた。
この後は宮川堤の桜を堪能した。
【20110410の記録】
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- JR田丸駅から度会橋へ(宮川堤の桜も)
- 度会橋から自宅へ(桜、多数)