2011年06月19日(日) 近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第6回宮川9社) (徒歩、バス、徒歩)
近鉄 お伊勢さん125社めぐりの第6回宮川9社に参加した。週間天気予報では晴れる予想であったが、日曜日が近づくと雨の予報に変わっていった。
8時30分頃、家を出発した時には雨は降っていなかったが、いつ降り始めてもおかしくない空模様だった。
今回の集合場所である宇治山田駅までは雨に降られることなく到着できた。私が駅に着くと電車も到着したようで、スタートの受付には長蛇の列ができていた。列の後方に列び、受付を済ませた。
コースマップを受けとり、
「度会団地前バス停」行きの臨時バスに乗り込むと宇治山田駅を出発した。
バス代金は570円、30分程で度会団地前バス停に到着した。
度会団地前バス停は久具都比売橋の20~30m先なので、
バスを降りてから少し戻り、久具都比売橋を渡った。
久具都比売橋から宮川の下流をパチリ。この右手に久具都比賣神社が御座す。
橋を渡ると左手に案内板があるので、それに従い左折する。
坂道を下ると左右に茶畑、右の先には田んぼが広がっている。久具都比賣神社へは道なりに進めばよいが、
途中で左手を見ると、畑の間から久具都比賣神社を望遠できた。近くに見えるがここは石垣の上の畑なので、実際には左へ巻くように遠回りする必要がある。
石垣を左に見ながら進むと突き当たりが丁字路となっている。右へ進むと宮川にでる。久具都比売橋が架けられるまではこの辺に渡しがあったのだろう。
宮川から戻り、
久具都比賣神社へと向かった。
今日は125社めぐり記念写真入りうちわ無料サービスのための写真撮影が久具都比賣神社の社頭で実施されていた。スタート直後でもあり多くの人が出入りするなか記念撮影が実施されていたので、混雑極まりなかった。もっと適当な撮影場所があるだろうに・・・。
私は撮られることには興味がないため、早速参拝を済ませて
久具都比賣神社を後にした。
田んぼ道の先には、人人人・・・
しばらく道なりに進むと山川バス停に出るので、
その先を左へ下った。
道なりに進むと、左手に石神さまが。参拝してからパチリ。
さらにその先の右手には、この道標が置かれていた。どちら向きが正しい向きかは不明。「右 久具・・」と読めるが右へは行けない。取りあえずこの場所に立て掛けてあるようだった。
下久具公民館の辺りを通り過ぎ、
その先を右へ曲がると
この標識が目に入った。万野遺跡の文字があったので、近所の方に遺跡について伺った。「この近くに遺跡があり数年前は皇學館大学の学生がやじりを拾いに来ていた。」とのことだ。(まだまだ先が長いので遺跡への寄り道はできなかった。)
地元の方にお礼を言って、内城田大橋を目指した。
ここが内城田大橋。
橋を渡る途中で、左遠方には、先ほど渡った久具都比売橋が見えていた。その左側が久具都比賣神社の社叢だ。
内城田大橋を渡り終えるとこの標識が目に入る。「宮リバー度会パーク」にある「バザールわたらい」は右。
ここを右折して道なりに進んだ。
右手後方には先ほど渡った内城田大橋が。渡っていると分からなかったが、こんな派手なカラーリングだったのか。
ほどなく、
バザールわたらいへ到着した。
ここでは各種お茶等が振る舞われていた。私はほうじ茶と緑茶をいただいた。もちろんホット。
宮リバー度会パークへと降りて行き、振り返って「バザールわたらい」をパチリ。
宮リバー度会パークにはなぜか陸上自衛隊のヘリが常設されている。
さらに、川原近くへ行くと紫陽花が咲き乱れていた。パチリ。
しばらく広い芝生の空間を独り占めしてからバザールわたらいへ戻り、
先を目指した。
宮リバー度会パークの外れを過ぎるあたりで左手に祠が見えた。パチリの後で参拝。
神崎橋(西谷川)を渡ると右手前方に社叢っぽい雰囲気の杜が見える。
ここだ。
石段を駆け上がり、先へ進むと右手にはこの風景だ。常夜灯が一基と祠がある。
この辺でポツポツと雨が降り始めてきた。大泉寺を越えた。
これから雨足が強くなると落ち着いて昼食もとれないと判断し、持参したおにぎりを歩きながら食べ始めた。やっぱり、おにぎりは万能だ。
おいかわ漁の告示の先に四角い石柱が見えたので、正面を確認すると
「山神」とあった。ちょいと味気ない石柱だ。しかもコンクリートの台座だし・・・
そろそろおにぎりを食べ終わる頃、南伊勢大橋付近ヘ到着した。
南伊勢大橋を渡る手前の信号待ちでは持参した暖かいお茶をゆっくりと飲めた。これで昼食は終了だ。
南伊勢大橋を渡る途中、
宮川上流をパチリ。山は重そうな雲で覆われていた。
南伊勢大橋を渡ると、度会町から伊勢市に入った。
右にカーブする坂道を上り、最初の丁字路を左折してパチリ。次の目的地である白鷺苑(ミニ姫路城)はこの先だ。
この道沿いにはこんなお札が。ただし、どこの神社、寺のものかは???
最初の田んぼ道を左折し宮川沿いへと向かった。
後は道なりに先を急ぐと
右手に見えてきた。
これだ、確かにお城。この部分だけ、別世界のようだ。
詳細については、 【参考】 白鷺苑(ミニ姫路城)
白鷺苑(ミニ姫路城)の見学を終えて順路を進むと、右手にこの風景。
枯木の下には祠がある。
その先の円座町自治会館を左に、
右手を見ると日本特殊陶業(NGK)が遠望できた。
さらに道なりに進むと船戸橋(横輪川)の手前に出た。
船戸橋(横輪川)を渡ると
前方には携帯電話の電波塔が見える。
道路の左右に広がる花畑(花開道)を過ぎるとこの交差点で左折だ。
スクールバスのバス停の先には園相神社の社叢が見える。
こちらが園相神社。
参道は雨に濡れ、様々なものが輝いていた。
参拝してからパチリ。
パチリ。
参道を戻り、手水石もパチリ。
園相神社を後にすると、社叢を右に見ながらの緩やかな下り坂となる。
伊勢自動車道の高架をくぐり、しばらく歩くと
右手に宮本神社が御座す。
高台にある境内へ向かうと参道がコの字型に折れ曲がり、拝殿へと導かれる。
宮本神社からしばらく歩き、振り返ってパチリ。この先は歩道が無くブラインドカーブとなっているため、住宅街を迂回するコース取りとなっていた。(個人でめぐる場合は道なりに進む方がベター。ただし、車には要注意!)
住宅街を迂回したところ、宮本郵便局の近くに出てきた。距離的には3~4倍歩いているような気がした。
佐八小学校の前を通過する時、
小学校の入口右手にこの碑を見つけた。
ここから20~30m先、宮本警察官駐在所の右手の路地を入ると
神宮苗圃がある。
こちらの建物の入口には、
「蘇民将来子孫家門」の門符が付けられたしめ縄が飾られていた。連絡先が営林部となっていたので神宮の建物だろう。
先の苗圃へ向かうとたくさんの苗が植えられていた。
ヒノキの苗だろうか。
こちらはかなり生長していた。
私は御萱場(おかやば)と勘違いして萱を探してうろうろしていたら、いままで歩いて来た道路(佐八小学校の手前)へ出てしまった。御萱場は別の場所にあり立ち入りはできないそうだ。
再び、佐八小学校の前を通り、今度は神宮苗圃には寄らずに川原神社へ向かった。
土橋翁彰功碑の前を通り、
田んぼ道を進むと畦に紫陽花が咲いていたので、近づいて川原神社とともにパチリ。
農道を黙々と歩くと川原神社だ。
入口はかなり暗い。
社域へと入ると社殿の上部がひらけており、思ったより明るかった。
川原神社での参拝を終えると、歩道のない車道を迂回するために宮川の右岸へと誘導された。
なぜか「立入禁止」の柵内が今回のルートとなっている。今日は休工日なので利用の許可を得ているのだろう。
堤防道を歩く人たちを追いかけるように先を急いだ。
単調な堤防道を進み、
導水管をくぐると
堤防道を離れる場所に到着した。ここには万所遺跡の発掘現場説明会で訪れたことがあった。遺跡の面影はなくなっていた。
【参考】 万所(まんじょ)遺跡現地説明会
堤防を離れると近くに万所橋東交差点があるので、宮川下流方向へ向かった。
しばらく路肩を歩くと辻久留三丁目の交差点の先にこの光景が見える。Y字路で右側は幅が狭い道路だ。今回のルートでは右側へ。
道なりに進むと突き当たりが直角に右へ曲がる。するとこの坂となる。いきなりの急坂なので途中で休憩している参加者がいた。
坂の頂上にある十字路を左折して道なりに進むとこの光景に。これは何だろう。実は金網のフェンスの下部の空間から撮影したもので、トンネンの上の部分だそうだ。通りかかった地元の方に「ここは何ですか?」と伺ってみたが、「私がここに来た時からこの状態なので・・・」と真相は不明だ。
一見するとコンクリートの台座が複数あり、それぞれにボルトが埋め込まれている。何かを固定していたものには違いないだろう?
ここから坂道をさらに下ると左側に伊勢パブテスト教会があり、
その先には上社(かみのやしろ)があり、この社地に志等美神社、大河内神社、打懸神社の社域が隣接している。「隣接」とは言っても上社の鳥居をくぐらないとこれらの神社へは参拝できない。
上社の鳥居をくぐると、前方には上社へと鳥居がさらにもう一基建っているが
その鳥居の右隣には別の入口(石垣の切れ目)があり、「志等美神社々域」の標石がある。
ここへ入ると参道の右側に社殿が並び、奥には玉垣の中に志等美神社と大河内神社が並んで建っている。
まずはこちらに参拝。
続いて参道を数m戻り、打懸神社に参拝した。
折角なので、上社にも参拝した。
上社には多数の遥拝所や山神など多数の神様が祭られている。今日は上社のみへの参拝として上社を後にした。
社域をでて振り返ってパチリ。右の端にも鳥居が見える。もしかしてこちらが神宮用の鳥居か?(真相は不明)
上社の近くに北向庚申塔の案内板があったので寄り道。
辻久留交差点を右折して
その先の浦口南交差点を左折した。
前方にJR山田上口駅前のクスノキ並木が見えてくる。
横断歩道を渡り、並木通りを歩いているとサボテンに花が咲いていた。思わずパチリ。
タバコ屋の手前を右折すると、その先には草奈伎神社、大間国生神社の社叢が見える。
近づくと、これらの神社をお守りされている方が道案内や解説をしてくれていた。「入口の標石には右から草奈伎神社、大間国生神社と記されているが、実際には左側が草奈伎神社で、右側が大間国生神社である。」など。私は神宮では珍しい石の蕃塀について聞いてみたが、設置目的などは明確にかわらないそうだ。
外宮(豊受大神宮)の第一摂社である草奈伎神社に参拝し、
続いて大間国生神社に参拝した。
その後、100m程離れた場所にある清野井庭神社へ向かった。こちらは社域の入口の反対側からパチリ。
さらに入口へ向かうと紫陽花が綺麗だったので、紫陽花とともにパチリ。
参拝を終えると今日のめぐりでの宮川9社の参拝は終了となった。あとはゴールである宮町駅へ向かうのみ。
清野井庭神社の隣にある清之井公園の前を通り、コースマップに従い
JRの宮町踏切を過ぎると
右手に近鉄宮町駅が見えてきた。
宮町駅、ゴール到着。14時09分。今日は休憩なしの4時間連続歩行だった。
この後は、高向大社、宇須乃野神社に立ち寄りながら、帰宅した。
【 20110619の記録 】
- 近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第6回宮川9社)
- 白鷺苑(ミニ姫路城)