2011年07月09日(土) 松井孫右衛門人柱堤(浅間堤) (車)
野登瀬B遺跡現地説明会(津市美杉町下多気) に参加した後、多数寄り道してから伊勢へ戻ってきた。図書館へ立ち寄ってから宮川堤の近くにある松井孫右衛門人柱堤(浅間堤)を訪問した。
度会橋の東詰の駐車スペースに車を駐めると7月16日に実施される神宮奉納宮川花火大会の準備が進められていた。
橋の下をくぐりしばらく歩いてから振り返ってパチリ。橋の上にもコンパネを張って視界を遮る(橋上から花火が見えないようにする)ための準備が進んでいた。
こちらは堤への階段部分だ。
今日の目的は花火の準備調査ではないので、先へ進むこととした。河川敷を上流方向へ向かうと木が生い繁る一帯がある。
宮川堤側からパチリ。
宮川堤側から近づくと鳥居がある。
鳥居をくぐり、参道を進むと
その先にも鳥居が見えてくる。
鳥居の前に掲示板があり、
その隅には、「三七七年祭 孫右衛門 命日祭 御芳名 松井孫右衛門 顕彰会」とある。
そして、鳥居をくぐると「松井孫右衛門人柱堤」の石柱が建っている。
昭和八年三月の建立だ。伊勢市ではなく宇治山田市。
私が小学生の頃(40年位前)に何かの授業で「松井孫右衛門」が人柱となって暴れ川である宮川を鎮めたというような話を聞いた記憶はある。「松井孫右衛門」の名前だけが頭に残っていたが、この場に立ってみると何とも感慨深い。現代、誰が人柱になれるだろうか?(私は無理だなぁ。)
石柱の近くには祠があり、さらに山口誓子による次の句碑がある。
孫右衛門 西向き 花のここ 浄土 誓子
隣の盛り土の上からパチリ。
【 20110709の記録 】
- 伊勢寺神社
- 伊勢寺神社から野登瀬まで
- 野登瀬B遺跡現地説明会(津市美杉町下多気)
- 北畠神社
- 伊勢本街道
- 松井孫右衛門人柱堤(浅間堤)