2011年08月06日(土) 100万人のキャンドルナイト伊勢 (車、徒歩)
~ 100万人のキャンドルナイト伊勢 ~ にて本企画を知った。ボランティアの募集もあり、当日集合すればよいとのことだった。写真も撮りたいが折角なら参加したい。実は私は、本来、祭りは見るより、参加する、例えば神輿を見るより、神輿を担ぎたいタイプなのだ。普段の性格とどうも相反するようだが、これもハレとケの切り替えなのだろう。(うん、うん。勝手に納得)
と言うことで、いつも古文書勉強会でお世話になっている「伊勢河崎商人館」前の集合場所を目指した。集合時刻は5時。まだまだ明るかった。
伊勢河崎商人館の駐車場では屋外ライブ会場の準備が始まっていた。
その片隅には、キャンドルを入れるガラスのコップが、こんなにもたくさん・・・・
伊勢河崎商人館の駐車場から勢田川沿いを川の駅 河崎まで歩き、
川の駅の建物を通り抜けて伊勢河崎商人館へ。ボランティアが集まってきたが、当日参加は数名のようだった。
私は伊勢河崎商人館の方ともう一名のボランティアと3人で北新橋から勢田川の右岸下流側を担当することになった。(あと、所用がある男性が時間の許す限り手伝ってくれたので、4名になった。)
ローソクに火を付けるだけだからすぐに終わるだろうと高をくくっていたが、実際に作業を始めるととんでもない。ローソクの数が半端じゃない。
作業自体は、
- 一定間隔でガラスのコップ(カップ酒の空き瓶?)を堤防上に列べる。
- その中へブラスチックのカップに入ったろうそくを落とす。
- 順番に火を付ける。
で単純なものだが、列べるコップの数が多いから、もっと作業人数がいれば助かる。
来年は、飛び入りでボランティアしてみませんか。実は、ここで苦労するからこの後の「キャンドルナイト」には誰よりも感動できる。こんな感動はただ見にくるだけでは味わえない。自分で列べて火を付けたキャンドルを自分自身で写真に納めるのも感動だが、そのキャンドルを他の人が撮影しているのを見るのはもっと感動的だ。
作業中は集中していたので、作業が終わるまではあまりカメラに触れる機会がなかったが、
風が強くて、ろうそくに付けた火がすぐに消えてしまうトラブルに遭遇したとき、対岸を見てパチリ。カップの上に帽子のようなものが載っていた。
あちらでも。
早速、われわれのグループにも手配していただいた。その正体は裏側に十字の切れ目が入った紙コップ。この帽子を使うと火が消えなくなった。
ところが、川の駅の対岸あたりで紙コップが足りなくなったため、気合を入れて火を付けていたら、風が弱まってきた。そのおかげで、帽子がなくてもほとんど火が消えることがなくなった。私たちが完全に火を付け終わった頃にはかなり暗くなっていた。(なんとか完了)
ろうそくはまだ目立っていないが、川の駅 河崎のの照明が勢田川に・・・
でも、ろうそくに近づくと、ほら。心が穏やかに、暖かになれそうな・・・。
ところが冷静になってろうそくを見てみると、ろうそくの白い部分の変化がよく分かる。火に近い部分のろうが溶けて透明になっている。もしかしたら、この状態 になればある程度の風にも耐えられるのだろうか?(実験してみると、今後に活かせるだろう。もしかするとろうそくを設置するときに、ろうそくの芯を立てず に、寝かせたままにしておくと、この状態を早く作れるかもしれない。)
作業が完了したので、台車、コップの残り等を伊勢河崎商人館まで戻ると解散となった。
ここから「100万人のキャンドルナイト伊勢」の撮影開始だ。 まずは、伊勢河崎商人館付近。
「壱の蔵」と「弐の蔵」の間の行き止まりの狭い通路でパチリ。
勢田川沿いまで移動し、「弐の蔵」、「壱の蔵」をパチリ。
北新橋で対岸(勢田川の右岸)へ渡った。かなりの枚数の写真を撮影したがほとんどピンボケだった。コンデジは夜の撮影が弱いため、三脚を使用して、シャッターを押してから1秒後に撮影されるモードなど様々に工夫してみたが、オートフォーカス時にボケているようだ。まぁ腕の問題なのだろうが、ここまでボケてしまうとかなりめげる。デジタル一眼を手に入れたい思いが高まった。(腕を技術がカバーしてくれるだろうか?)
そんな中でも何とか見られる写真を・・・
木造船「みずき」が屋形船に変身して、川の駅 河崎までやってきた。
私が列べて、火を付けたキャンドル。感動だ! これも、これも、これも・・・・ 、列べた数の分だけ感動がある。苦労は報われるのだ。
これも、あれも・・・・
仕掛け花火の「ナイアガラ」のような勢田川へのろうそくの炎の映り込み。
途中で、消えていたろうそくに火を灯した。 私の他にも親子連れが、消えているろうそくを車で探しながら、消えているものを見つけると速やかの降りてきて火を付けてくれていた。(感謝)
おっ、木造船「みずき」が帰って来た。海の駅 神社へ戻るのだろう。バイバイ。
この後も、自分が火を付けたろうそくと対話しながら、
北新橋へ戻ってきた。北新橋から勢田川の下流をパチリ。
北新橋から勢田川の上流をパチリ。
そして、北新橋をパチリ。
この周辺をうろうろしてから
伊勢河崎商人館 壱の蔵まで戻ってくると、
蔵の前では、復刻された河崎の地サイダー「エスサイダー」が販売されていた。
今夜は9時に所用があったため、後ろ髪をひかれつつも、川の駅 河崎の前を通り、伊勢河崎商人館の駐車場へ向かった。
こちらは勢田川の左岸で、上流方向をパチリ。
伊勢河崎商人館の駐車場へ戻ると、駐車場は野外ライブ会場になっていた。
この雰囲気で一杯やりたかったが、9時には帰宅しないといけなかったので、
ここでも後ろ髪をひかれつつ、
帰路に着いた。
私は、来年も参加したい。 来年はデジタル一眼だ。
そして、
今年、見学に来た人、来年はキャンドルに火を付けてみれば!
今年、見に来な(れ)かった人、来年はキャンドルを見に来よう。