2011年08月07日(日) 第十四回 伊勢の匠展(大黒ホール) (車、徒歩)
おかげ横丁を散策 していたら、伊勢路 名産味の館の二階にある大黒ホールでは「第十四回 伊勢の匠展」が開催されていた。2011年08月06日から8月21日までの開催だ。
名産品売り場の中央奥にある階段を上ると、この入口にたどり着いた。
入口の手前左側には、このあいさつ文。
パンフレットはこちらが表で、
こちらが裏。
このホールはそれほど広くはないが、かなり多くの工芸品等が所狭しと展示されており、入って左奥には匠に直接指導を受けられる体験コーナーが設けられていた。
体験コーナーではすでに子供たちが伊勢一刀彫を体験していた。これは、先生である岸川行輝さんの作業中のパチリ。左手全体で素材を固定しながらその親指で刃先を押し出している。右手は刀を支えているだけのように見える。ただし、刃先を左手で押し出す瞬間には、右手にもかなり力が入っているように見えた。
子供たちは、時々先生に指導を受けながら、自分なりに納得できるよう作り込んでいた。
その右隣には、伊勢根付の体験コーナーが設置されていた。
その他は展示で、こちらは伊勢和紙。
8月21日には自分で撮影した写真データを持参すると、2L判 1枚200円で和紙に印刷してくれるそうだ。腕に覚えがある人、伊勢和紙に興味がある方はお試しあれ。
これらは和紙の原料で、手前から雁皮(がんぴ)、楮(こうぞ)、三椏(みつまた)だそうだ。
続いて、伊勢玩具。けん玉・ヨーヨー・独楽・だるま落とし等、暖かみがあり、優しい玩具だ。
こちらは宮忠による神棚(神殿)。
私が注目したのはこちら、塩を盛るための道具だ。特に三角錐の塩を盛る道具には感動した。
このよう三角錐の底面の各辺がラウンドしている。何らかの役割を持っているのだろうが、これは機能美?
そして、こちらは神職が足にする浅沓。
これらは伊勢春慶だ。
看板も伊勢春慶。
ここで、こんなストラップを発見。この梵字は先日の 伊勢市の石造遺物めぐり-その2(宇治岳道) にて確認した文字(五十七丁自然石町石(U62) – 宇治岳道 に彫られた梵字)と似ていた。
他にも展示されている・・・、 ぜひ、会場で。
【 20110807 の記録 】
- 外宮めぐり
- 式年遷宮記念 せんぐう館(建設中)20110807
- おかげ横丁 – 夏バージョン
- 第十四回 伊勢の匠展(大黒ホール)