2011年08月12日(金) 国指定特別史跡 本居宣長旧宅跡 (車、徒歩)
松阪市文化財センター はにわ館 を見学した後、まず最初に立ち寄ったのはここ。 本居宣長旧宅跡。
実は阪内川を渡る際、旧伊勢街道と間違えて一本手前の橋を渡ったところ、ここへ出た。
松が印象的な旧宅跡だ。
案内板には、
国指定 特別史跡 本居宣長旧宅跡(もとおりのりながきゅうたくあと)
附 春庭(はるにわ)旧宅・土蔵所在地 松阪市魚町1645番地
面積 436.36平方メートル
特別史跡指定 昭和28年3月31日近世を代表する国学者 本居宣長(1730~1801)が、12歳から72歳で生涯を閉じるまでの60年間を過ごした場所である。宣長はここで医者を開業する傍ら、日本の古典を研究し、『古事記伝』や『源氏物語玉の小櫛』など78種206冊に及ぶ著述を成し、また全国500余名の門人を指導した。言わばこの地は、近世国学が大成された記念すべき場所である。
宣長の住んだ居宅は、明治42年に保存と公開のために松阪公園へ移築され、宣長の書斎の名前である「鈴屋(すずのや)」の名称で今も親しまれている。現在、旧宅跡に礎石とともに残る家は、宣長の長男 春庭の旧宅と本居家の土蔵である。
この二つの建物も昭和42年に特別史跡に指定され。往時の姿を今にとどめている。平成16年9月14日
松阪市教育委員会
とあり、
内側へ開かれた鉄の扉の先には、案内文通り、旧宅の礎石と春庭の旧宅(左奥)および土蔵(右奥)が残されている。
松を見上げながら旧宅跡へ入った。
敷地の左手にはこの碑がある。
旧宅跡から道路へ出ると、左手はこの風景。
この道路を歩き、松坂城跡へ向かう道路と交差した時点で振り返るとこれだ。
「本居宣長の遺跡を守る町」
【 20110812 の記録(松阪) 】
- 松阪市文化財センター はにわ館
- 国指定特別史跡 本居宣長旧宅跡
- 三井家発祥地
- 御城番屋敷(重要文化財旧松坂御城番長屋)
- 松阪神社、本居宣長ノ宮
- 松坂城跡