2010年09月23日(木) 風日祈宮橋の擬宝珠 (車、徒歩)
秋季皇霊祭遥拝の見学(【参考】秋季皇霊祭遥拝)までに時間があったので、
ウィキペディア:風日祈宮橋 で紹介されている
風日祈宮御橋は長さ45.6m、幅4.6mで、内宮前の宇治橋を小さくしたような橋である。最初にかけられたのは室町時代の1498年(明応7年)で、南端の擬宝珠(ぎぼし)に「太神宮風宮 五十鈴川御橋明応七年戌午本願観阿弥 敬白」と刻まれている。
を確認した。
風日祈宮に向けて橋を渡り、右手奥(風日祈宮側、島路川下流側)にある擬宝珠。
よく見ると、確かに次の文字が見える。
「風宮(改行)五十鈴川御橋(改行)明應七年 戌(左へ)午(改行)本願観阿弥 敬(左へ)白」
室町時代 1498年からここにあるのか、「何ということでしょう・・・」
さらに詳細に見ると、この擬宝珠は溶接されているようだ。歴史のある頭の部分を後世に残すための策なのだろうか?
橋は新しくなっても擬宝珠は歴史を引き継いでいる。当時の人もこの擬宝珠を触っていたことを想像し、私は気持ちを込めて触ってみた。タイムスリップしてしまいそうだ。
また、別の擬宝珠を見てみると、
こちらは、嘉永6年(1853年)と彫られている。ペリーが黒船で浦賀へ来航した年だ。
次回訪問した時は、すべての擬宝珠を調べてみよう。
大変参考になる情報をいただき、ありがとうございました。
一ヶ月に一度以上は「勉強と確認」・・・いずれは神宮や周辺を案内できるように、という意味で参拝をさせてもらっているので、そのときにまた、「今度は忘れないように」しっかりと見てきたいと思います。
いつも探そうと思って、見つからないこの銘・・・。
この擬宝珠ももちろん確かめるのですが、主に反対側を探していてはそれは見つかるはずありませんね。
一度確かには確認したものの、それが南側のどちらだ?というふうに忘れちゃったりするんですよね。
毎月交替しながら外宮、内宮に早朝参拝を有志でやっていますが、「ここ」の説明には非常に苦労します。
なんせ「説明するはず」の私が見失う始末ですから・・・。
いい勉強、復習になりました。
これから活用させていただきます。
p_m_a さん
いつもありがとうございます。
> 一度確かには確認したものの、それが南側のどちらだ?
> というふうに忘れちゃったりするんですよね。
私もこの擬宝珠が橋の南端にあることを知っていたにもかかわらず、風日祈宮橋のすべての擬宝珠を確認してしまいました。
また、この擬宝珠の文字は橋から身を乗り出すようにしないと確認できないし、袋文字になっているためか? 認識しにくいです。撮影する時も文字がうまく写るか不安でした。(結局、画像でも分かりにくいです。)
> いい勉強、復習になりました。
> これから活用させていただきます。
よろしくお願いします。
また、興味深い情報があれば教えてください。
では、また、
> また、この擬宝珠の文字は橋から身を乗り出すようにしないと確認できないし、
これは勘違いでした。
本日、2011年09月23日、秋季皇霊祭遥拝式の後でこの擬宝珠を再確認したところ、風日祈宮橋の内側からこれらの文字は見えました。ただし、擬宝珠の上部にあります。
どうも風日祈宮橋のすべての擬宝珠を表から裏まで確認した行動の記憶が強くて、このような勘違いをしてしまったようです。
間違った情報を伝えて済みませんでした。