2011年11月26日(土) 近鉄 お伊勢参り 第六回 その2/2 息速別命の陵墓から近鉄 青山町駅へ (中止分の自主実施) (電車、徒歩)
近鉄 お伊勢参り 第六回 その1/2 近鉄 伊賀神戸駅から阿保宿の大常夜燈へ (中止分の自主実施) では近鉄 伊賀神戸駅から常夜燈(み歴マ 初瀬 104)まで歩いてきた。
この後は、息速別命の陵墓に立ち寄った後、阿保宿を進み途中で大村神社へ立ち寄った。大村神社ではかなりゆったりと過ごしたので別の記録にまとめた。
【補足】
みえ歴史街道ウォーキングマップについて
- コース周辺の道標、常夜燈などについては、みえ歴史街道ウォーキングマップの「初瀬街道」版を参考にしたため、写真のタイト ルに「(み歴マ 初瀬 114)」とある場合は「みえ歴史街道ウォーキングマップ初瀬街道の(114)」を示している。
まずは、常夜燈(み歴マ 初瀬 104)から息速別命の陵墓へ向かうと道路の右方向に陵墓の杜が見えてきた。私は左手に見えるアパートの手前の細い道を進んだが、
アパートの先には陵墓への入口が準備されている。(とは言っても標識などはない。)ただ、二本の小さな石柱が見える。
この先へ進むと
垂仁天皇皇子 息速別命墓と記された宮内庁の案内板がある。
横から見ると周囲は民家だらけだ。
陵墓を背にして参道を戻る前にパチリ。
来た道を戻り、常夜燈(み歴マ 初瀬 104)の交差点を右折するとさらに宿場の雰囲気が強くなる。
途中、左手を見るとお寺。(簡易)コースマップや歴史街道ウォーキングマップの「初瀬街道」にも載っていない慈福寺。山門をパチリ。
また、初瀬街道の両端の水路(側溝)にも水量が多く、勢いのある流れが見られた。
「阿保西町」交差点を過ぎると
この建物の前に
看板が横たえられていた。印象的なのは電話番号で「青山一番」。
さらに進むと左側に安養寺。
山門をくぐり、本堂にてお参り後
パチリ。
山門へ戻ると、山門の左手に屋根付きの地蔵群がある。
安養寺の裏手には伊賀市役所 青山支所がある。
安養寺の先、料理旅館 伊勢慶(いせけ)を過ぎると
右手に若ゑびす吟醸館の案内板が見えたので、矢印にしたがって進むと
若戎酒造の敷地があり、その中に若ゑびす吟醸館が建っている。見学を申し出たところ、「10名以上で予約が必要です。」とのこと。私は一人で予約なし。すべての条件に外れていた。そのため見学できなかった。(残念) ぜひとも見学したい方は、仲間を集めて予約しべし。
気を取り直して、先ほどの交差点まで戻るとその先左手には、
「初瀬街道 交流の館 たわらや」の案内板が建っている。
駐車場を通り過ぎ、敷地の奥の建物へと近づいた。
この交流の館は無人で見学は無料。
館内へ入ると各種パンフレットは置かれていたので、いくつかいただいた。こらはこの館「たわらや」のパンフレットだ。
展示物としては、参宮講看板
こちらは実際に伊勢講看板が掛けられていた時の写真。(写真パネルをパチリ。)
こちらは参宮地図。
これは「旅館たわらや清右衛門」の往時のパチリ。
入口の左手にお稲荷さんがあり、全体の雰囲気はまさに 近鉄 お伊勢参り 第四回 その3/10 札の辻(あぶらや他) の「あぶらや」の雰囲気と同じだ。
( 2011年05月04日 あぶらや(札の辻)の写真 )
そして、こちらが「旅館たわらや清右衛門」の看板。
見学を終えると11時半前だったが、空腹を感じたし、ちょうど椅子もあったので昼食をとった。恒例のおにぎり三個。
食事を終えしばらく休憩した後、この館を出る前に入口に飾られていた人形をパチリ。
ここには 「芭蕉さんの人形」が何体か配置されているとのことだったが、
食後で集中力がなく探すことなく外へ出てしまった。
この敷地を出ると正面には若戎酒造の店舗があった。立ち寄って見たかったが、試飲すると買いたくなってしまうので、今日は寄らずに先へ進んだ。
右手のこの社標「縣社 大村神社」が見えるとこの先が大村神社への参道だ。こちらは西参道。
ここを右折して参道を進むと途中で急に坂道となる。
坂の途中左手には少し奥まった所に
寛正地蔵の御堂があり、
さらに、坂を進むと道路沿いに薬師堂が建っている。
お参りして、薬師如来像をパチリ。
また、薬師堂の反対側にはこの句碑が建っている。「初東風の はこぶ笛の音 獅子の笛」
参道を振り返ってパチリ。
この後は、大村神社へ向かったが、かなり長い時間滞在していたので別の記録に、
【参考】 大村神社(み歴マ 初瀬96)
大村神社にて、地元の方から分かりにくい場所だがお地蔵さんがあると聞いたので、大村神社の参拝を終えてから参道を戻る途中、左側にあるこの路地を入った。
その先には最近新しく建て替えられた地蔵堂があった。
地蔵が見る風景はこんな感じだ。
地蔵さんを出て、参道を大村神社への参道(み歴マ 初瀬 101)の社標付近まで戻ると、右手に青山郵便局の看板が見える。この道路に沿って進むと
民家と民家の間にも水路が流れている。
そして、道路の先には橋が見えてくる。
阿保橋の南詰までやってくると
橋の右側に
阿保町(道路)元標を見つけた。
阿保東部の地名板の辺りにも飾りがあった。
これだ。
ここから左手に進み、常夜燈をパチリ。
パチリ、パチリ。
太神宮とある。
さらに隣の水神もパチリ。
その隣の常夜燈もパチリ。
先ほどの阿保橋の南詰へ戻ると、菅笠日記抄の碑が建っている。
こちらもパチリ。
阿保橋の隣の歩行者専用橋を渡った。
ここにも飾りがあった。これらの飾り付けの理由を知りたくて、橋を渡ってきた女性に聞いてみたところ、「大村神社のお祭りの時NPOの人たちが・・・」と言っていた。大村神社の秋季例大祭が11月2日、3日に斎行されたので、その際NPOにより飾り付けられたものが残っていたと思われる。
こちらも川の水は透き通っていた。
橋を渡りきると「NPO法人夢街道あお」の看板があった。
右折して国道165号線をしばらく歩くと左手に祠と
道標が見えた。
木津川に堰があったので、パチリ、パチリ。
道路側から歩道を見たところ、この歩道は川の上に浮いていることを発見した。(ほんとに浮いているように見える)
さらに橋から見えていたイチョウに近づいてパチリ。
この付近から対岸をパチリ。
時間に余裕があれば隣の伊賀上津駅まで歩こうかと思っていたが、このペースで歩いていると暗くなってしまいそうだったので今日はこの辺で終了することとし、(簡易)コースマップ通りに近鉄 青山町駅へ向かった。
以上で、近鉄 お伊勢参り 第六回 (中止分の自主実施)は終了。
【 20111126の記録 】 近鉄 お伊勢参り 第六回(中止分の自主実施)
- その1/2 近鉄 伊賀神戸駅から阿保宿の大常夜燈へ
- その2/2 息速別命の陵墓から近鉄 青山町駅へ
→ 大村神社(み歴マ 初瀬96)