2010年11月03日(水) 高向大社(その後16)遷座祭 (徒歩)
午後8時から斎行される遷座祭を拝観するため高向大社まで歩き、午後7時半過ぎに到着した。お昼に訪問した際の様相とはガラッと変わっていた。やはり暗闇の中なのでさらに荘厳な雰囲気となる。
【参考】 高向大社(その後15)遷座祭の準備
鳥居の前からパチリ。周囲は真っ暗であり参道の灯篭だけに明かりが灯されていた。しばらくすると遷御の際に消灯するテストが実施されたので、数秒間境内も真っ暗になった。
仮殿の周囲もまだ暗い。提灯は準備されているが明かりは灯されていなかった。
手水舎の裏には大きな穴があり、そこでは松明に火を移すための火が準備されていた。
その火の前から手水舎越しに仮殿をパチリ。
その火の近くには松明が準備されていた。
午後8時前になると、仮殿の提灯にも明かりが灯された。
さらに社殿の前、左右両側にかがり火が焚かれ始めた。
しばらくすると参進が始まり、仮殿の前に祭員が参集した。
修祓、祝詞奏上などは進められ、
召立文(めしたてぶみ:遷御の列次を示した奉書)が読み上げられ、遷御が開始された。
仮殿と本殿とを2回往復したのち、最後の仮殿から本殿へと向かい遷御が終えられた。
松明の名残りがちらほらと落ちていた。
本殿では入御が開始され、御饌奉納、祝詞奏上、玉串奉奠などが進められた。
私はしばらく座を外し、先ほど遷御された仮殿をパチリ。
仮殿から本殿の風景もパチリ。
仮殿から参道をパチリ。
本殿へと戻ると、
鳥居の手前には、
松明の名残りが。
本殿では遷座祭の終了が宣言されてた。宣言された方のヘッドライトだけが写っている。
祭員が戻られた。その様子を鳥居の外からパチリ。前で撮影していた方は専属のカメラマンなのだろうか?バシバシ、フラッシュを焚いていた。
以上で、6月から毎週のように通い続けた高向大社の御造営が完了した。
なお、来る7日には奉祝祭が執り行われる。ただし、この日は全日本大学駅伝も開催される。どちらも捨てがたい。時間をうまく調整すれば両方を・・・?