2011年12月18日(日) 近鉄 お伊勢参り 第九回 その1/2 近鉄 松阪駅から浄林寺 (車、電車、徒歩)
12月10日には 近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第12回内宮20社) にて125社めぐりは満願を達成できた。
また、お伊勢参りについては、第六回が天候の都合で中止となったが、11月26日に 近鉄 お伊勢参り 第六回 その1/2 近鉄 伊賀神戸駅から阿保宿の大常夜燈へ (中止分の自主実施) にて自主実施した。そのため今回の第九回を歩けば、次回で自分なりには満願となる。
今日は夕方に別の予定が入っていたのでゴール後に速やかに帰宅できるよう、車で斎宮へ向かい斎宮駅から近鉄で松阪駅へ向かった。
松阪駅へ到着し、近鉄側の改札を出ると例の赤い矢印シールで誘導された。
数枚の矢印を辿るとこの場所に到着した。ここは松阪駅を地下で横断する道路の近鉄側の階段付近だった。地下道があることを初めて知った。
しばらく待っていると受付が開始され、次のコースマップを受け取った。
【補足】
今回は近鉄 お伊勢参り第九回コースマップとともに最近活用しているみえ歴史街道ウォーキングマップも併用した。
- コース周辺の道標、常夜燈などについては、みえ歴史街道ウォーキングマップの「伊勢街道」版も参考にしたため、写真のタイト ルに「(み歴マ 伊勢(21)松阪 23)」とある場合は「みえ歴史街道ウォーキングマップ伊勢街道の(21)松阪の (23)」を示している。
さあ、スタートだ。
松阪駅横断道路の階段を下り、線路の下を進むと
JR側のロータリーに出ると
さらに、伊勢街道へ向かった。
日野町交差点で直進すると和歌山街道となるので、今回はここを左折して伊勢街道を進んだ。
交差点の左の角には次の道標がある。「左 さんぐう道 右 わ可やま道」
左折して進むと右手のシャッターに次の展示があったので、思わずパチリ。
往事の伊勢街道を想像できないほど整備された街並みを進み、
途中で、コースマップには掲載されていない八雲神社、愛宕山 龍泉寺に立ち寄った(寄り道)後、愛宕町西交差点にたどり着いた。
【参考】
ここを直進すると
その先右手には、小津安二郎「青春館」が建っている。
青春館の前を通り過ぎて突き当たりの丁字路を右折すると道幅が狭くなった。
道路幅は狭いものの車の通行量は多いため、車に注意しながら歩くと、里中橋(名古須川)の左手に鳥居が見えた。
名古須川の右側だ。
その鳥居に近づくと手前に石碑があり、
「伊勢國司遺跡 荒神山稲荷」と刻されていた。
鳥居をくぐると民家の敷地へ立ち入った雰囲気となる。突き当たりのアパート(?)の手前を左へ進むと赤い鳥居が建っている。荒神山稲荷、お稲荷さんだから赤い鳥居、ここだ。
参拝を終えて、先ほどの鳥居まで戻るとその先には信楽寺の屋根が見える。
信楽寺へ向かうと道路を挟んで山門の向かいには二基の石幢が立っていた。
また、山門の前には、仏足石。
また、山門の右手には閻魔堂が建っている。
閻魔さんをパチリ。
信楽寺の山門をくぐると
左手には鬼瓦が据えられていた。
本堂からは読経が聞こえてきたので、手を合わせると
屋根の鴟尾に別れを告げ、信楽寺を後にした。
山門を出ると右手には神戸神社の社叢が見える。
道路脇に立てられている御祭神、祭典を確認してから
参道を進んだ。
社務所の前で右手から来る参道(こちらが表のようだ)と合流した。
社務所の前には「ご自由にお持ちください」と次の御由緒ほかのパンフレットが置かれていたので、頂いた。
鳥居をくぐると境内が広がり、右手の奥に拝殿、本殿が建っている。
拝殿の右手からもパチリ。
この境内には多数の遥拝所が設けられている。こちらは遥拝所では無いだろうが、中心に天照皇大神宮、さらにその左右には春日大明神、八幡大菩薩の名がある。
さらに、この近くには御乳母稲荷神社が祀られている。
この狐の接近具合は初めて見る距離だ。何と近い。怒りながらキスしそうな・・?
境内は広いので、拝殿がこんなに小さく見える場所がある。
社務所の前を進み鳥居をくぐってから振り返ってパチリ。
さらに、社標の前でも振り返ってパチリ。やはりこちらがメインの参道だ。ここから参拝すると右手に手水舎があり、鳥居、社務所、鳥居そしてその奥に拝殿が続く。
伊勢街道を戻りさらに進むと左手の小高い場所に庚申堂が建っている。
踏まれて中央が凹んでいる石段を上がると
こちらだ。
庚申堂へのお参りを済ませてさらに進むと、綺麗に積まれた石垣の先、右手には
徳和自治会公民館があり、その庭には庚申堂と神戸神社遥拝所がある。
すぐそばには金剛川が流れていて、金剛橋を渡った。
これは金剛川の上流方向。
渡りきってから振り返ってパチリ。
しばらく道なりに歩くと
小さな橋の先に常夜燈が建っている。建物の影になり太陽の光がまったく当たっていなかった。
とりあえず、パチリ。文政12年建立のようだ。帰宅後に気づいたが、竿石より上部が右へずれている。
この先は古い家並みも残り、このような連子格子の家が見られる。
松阪市下村町交差点を渡ると
左手に神戸保育園があり、
その敷地の隣の狭い空間には庚申堂が。
JR東海 徳和踏切を渡ろうとすると、右手には
すぐ近くにJR徳和駅があり、目の前がプラットホームだ。
踏切を渡り、その先にはこの道標とその向かいには
大日寺の町石が建っている。大日寺は少し離れた場所にあるようなので今回は訪れなかった。
また、進行方向へ視線を振ると、そこには
女人供養塔が建っている。
コースマップ(4240)地点を過ぎて
しばらく道なりに進むと右手に八柱神社がある。
参道の右手には次の常夜燈が建っている。明和5年(1768)のもののようだ。
参道を進むと高台に拝殿と本殿があり、拝殿の左には
この祠が建ち、その下には
大きな石が置かれている。(?)
本殿の裏手からの眺望はこちら。
八柱神社を後にして、伊勢街道を進むと 連子格子の家の先に
次の道標が建っている。「従是外宮四里」、左側は「玉造講」
右側には「守山宿」
さらに、先へ進むと
連子格子の家、
さらに進むと浄林寺の境内の片隅に常夜燈を見つけた。折れた痕はあるが、天保三年の建立だ。
この後、浄林寺の正面からパチリ。
石製の太鼓橋を渡り、参道を進むと
山門をくぐった。
印象的な光景をパチリ、パチリ。
【 20111218の記録 】
- 近鉄 お伊勢参り 第九回 その1/2 近鉄 松阪駅から浄林寺
→ 八雲神社
→ 龍泉寺(み歴マ 伊勢(22)垣鼻町2) - 近鉄 お伊勢参り 第九回 その2/2 浄林寺から近鉄 斎宮駅