2011年02月11日(金) 雪化粧された外宮 (徒歩)
坂社の御頭神事 を見学する前に外宮へ立ち寄った。雪化粧された神宮を見るのも初めてだと思う。
いざ、北御門参道へ。
手水舎の前もかなりの雪量だ。
火除橋はかなり滑りやすくなっていた。
火除橋を渡ると、
上御井神社を遥拝するために、すぐ先を右折し幅の狭い参道を奥へと向かった。
ここは高木で雪が遮られているためか? どころどころに雪が残るだけだった。
参道の奥まで進むと、いつもの「入林禁止」の看板がある。一変した風景の中で上御井神社を遥拝した。なぜか小鳥が多かった。
行き止まりから引き返し、大津神社をパチリ。
大津神社の周囲には雪が積もっていなかった。
大津神社のすぐ近くにある度会国御神社では様子が一変し社殿の前には雪が積っていた。さらに、度会国御神社の前まで進むといきなり雪の降りが強まってきた。
思わず、動画を撮ってしまった。
度会国御神社を後にして北御門参道へと急いだ。
北御門参道の手前で御厩の裏手が見えるが、こちらの屋根も真っ白だった。
北御門参道へ出て御厩の正面でもパチリ。
鳥居をくぐりしばらくすると、
右手に忌火屋殿、さらにその奥に御酒殿がある。御酒殿神を遥拝しようとしたところ忌火屋殿から神職が現れた。
御酒殿に向かい御酒殿神を遥拝した。
さらに参道を進むと、
左手には神楽殿の屋根が真っ白に。
右手には九丈殿と五丈殿の間に雪が積もっていた。
右へ曲がり表参道から四至神を遥拝すると、石神の上に小鳥が・・・
振り返り大庭(おおば)をパチリ、パチリ。
さあ、御正宮へ参拝だ。普段の休日と較べると参拝客は少ないようだが、それでも続々と現れた。
御正宮に参拝した後、
新御敷地の前でパチリ。
蕃塀越しに御正宮を。
さらに、遠くに見える雪化粧された御正宮をしばし拝観。
パワースポットとして有名になってしまった三ツ石には代わるがわる参拝客が現れた。
亀石を渡ると左手には風宮。私のお気に入りの御社だ。
多賀宮へ向かうため石階を上りきり、上から風宮をパチリ。
多賀宮も雰囲気が違った。
また、雪が降っているためか、巡回している衛士が目につく。
多賀宮の参拝を終え、石階を下る前にパチリ、パチリ。
石階を下りて左へ向かうと下御井神社が。
こちらも雪を被っていた。
参拝を終えると雪が強くなってきた。
次は土宮。
ここには白石と黒石と雪の三色構成となっていた。
土宮の新御敷地にある覆屋をパチリ、パチリ。
少し引いて、土宮をパチリ。
続いて風宮へ。
衛士が巡回中、石が積まれたこの場所に一拝していたので、「こちらにも神様がおられるのですか?」と質問したら、「ここは内宮遥拝所です。」と教えてくれた。
これで、以前提示した疑問が解消された。
【参考】この場所に関する疑問を提示した記録は、 外宮めぐり
御正宮の方へ戻ると、蕃塀の前に伊勢のパッピを着た集団が。幟を持っていた。
近づくと「祝お白石持」の幟だった。御垣内参拝するのだろう。
しばらくすると、
御正宮へと吸い込まれて行った。
坂社での御頭神事の時間が迫ってきていたので、先を急いだ。
神楽殿の前でパチリ。
表参道第二鳥居でもパチリ。
斎館前にある祓所、
斎館でもパチリ。
第一鳥居を通り抜け、清盛楠の前あたりから第一鳥居をパチリ。
表参道の火除橋も雪だらけだった。
二月十一日。今日だ。そうか建国記念祭が斎行されたのか。今日は雨儀だったのだろうか。折角のチャンスを逃した気分だ。いままで雨儀に遭遇したことはない。
少しショックを感じながらも、思いは坂社へ向かっていた。
建設中の「せんぐう館」の横を通り、
御木本道路へと出るとバス停には行列が。
雪化粧された外宮を後にし、坂社へ向かった。すぐ近くだ。
【20110211の記録】
- 伊勢でも初雪が(2011年)
- 雪化粧された外宮
- 御頭神事(坂社)