2012年02月11日(土) 御頭神事(須原大社) – 御頭神事奉仕 (徒歩)
昨年、伊勢でも初雪が(2011年)にて須原大社の御頭神事の斎行日を知ってから一年、やっとこの御頭を拝観することができた。
御頭神事(須原大社) – 御頭神事祭の祭儀に続き、まずは神前にて御頭神事(ししまい)が開始。
須原大社の拝殿に準備された御頭に舞手が入った。
拝殿前にて天を見上げるように直立して・・・
こちらは、動画、
(この御頭神事(ししまい)が開始される前に、宮司に伺ったところ「こちらの御頭神事は一旦途絶えたが、高向大社にて指導を受けて復活したもので、舞いの種類、舞い方は高向大社のものと同じだ。」とのことだ。とすると、「七起こし舞」?。)
拝殿の手前脇からも撮らせていただき、パチリ・・
再び、拝殿前の鳥居前からパチリ・・・
御頭はうつ伏せに。
そして立ち上がり、しばらくの舞い。
以上で終了となったが、20分ほどの長い舞いだった。
舞いが終了すると、どこの御頭神事でも見られる「噛み」。皆さん頭を投げ出し、噛んでもらっていた。最後に私も噛んでもらった。
そして、御頭の紙垂のおすそ分け。積極的に千切ったおばちゃんが私にもおすそ分けをくれた。(ありがとう。その紙垂はこのページの最後に掲載。)
そして、拝観者にも御神酒が振る舞われた。私もいただいた。
和やかな雰囲気の間に、舞手や奏者の準備が整うと
須原大社から
御頭神事(ししまい)奉仕が出発した。(9時20分過ぎ)
御頭神事奉仕巡回の道順は、先日須原大社(御頭神事の巡回道順表ほか)にていただいた次の道順表の通りだ。
まずは、中村石材店前。太鼓の音で近所の方が集まってきた。
住民が集まると
舞いが始まった。
動画、
各ポイントでの舞いは、神社での舞いに較べると回数が少ない。(二回?)
そして、舞いが終わると最後に「噛み」。
「噛み」が終わると、次のポイントへ移動。広い地域なので舞うポイント数が多く、移動も大変だ。
次は、本橋産婦人科前。
動画、
さらに、場所を移動して、松田ミシン前。
動画、
こちらでも、御頭の紙垂をもらったり、
噛んでももらったり。 御頭がベビーカーに覆い被さって・・・
この後、私は用を済ませてから御頭の巡回を追いかけて喜多や前へ向かった。ところが喜多や前にはまだ到着していなかったので一度逆向して寺田本宅前にて合流した。一行にくっついて、再び喜多や前へ。
そして、喜多や前。
動画、
舞いが終了すると、喜多や から「ふるまい」が出され、一行はしばしの休憩時間となった。
私は11時くらいまで同行しようと思っていたが、ここら辺が潮時と思い、今回は帰途に着いた。
途中、伊勢市駅近くに建つ「あさをビル」の前を通り、八間道路を経由して帰った。
これが、おばちゃんからお裾分けでもらった御頭の紙垂。
なお、御頭が須原大社に戻ってから「刀祓いの舞い」が執り行われるとのことだった。
同行した限りだが、地元の方でも御頭神事(ししまい)を拝観する方の少なさに驚いた。もっと多くの人に見てもらいたいものだ。
【 20120211の記録 】
- 御頭神事(須原大社) – 神事の前に
- 御頭神事(須原大社) – 御頭神事祭
- 御頭神事(須原大社) – 御頭神事奉仕