2012年03月25日(日) 横山ビジターセンター、展望台ほか (車、徒歩)
今朝は、久しぶりに爽やかな太陽が空に輝いていた。外へ出よう!
午後2時からは、伊勢市主催の「平成23年度伊勢市観光人材育成・おもてなし研修」を受講しようと思っていたので、とにかく海を見ようと志摩方面へと向かった。
まずは、現地での情報収集のため志摩市阿児町鵜方にある横山ビジターセンターへ立ち寄ると、近くの広場で「横山さくらまつり」が開催されていて車がいっぱいだったが、係員の誘導がありなんとか道路脇に駐車できた。
そして、横山ビジターセンターへ、
一度は訪れたことがあるはずの「横山ビジターセンター」だが、ほとんど記憶には残っていなかったので、
初訪問の気分で中へ入った。
なんと心地よい空間だろう。骨組みが集成材(?)で組まれ、天井が高い、逆さまにした船の中にいる感覚だ。また、トップライトから光が差し込み内部が輝いていた。
採取された昆虫の標本などセンター周辺の自然情報が満載で、おすすめハイキングコースマップも置かれている
私が気になったコーナーは「伊勢神宮」と
「桜」
こちらがトップライトだ。雲が切り取られた空を生き物のように動いて行った
そのトップライトの下には森の恵みで作られた作品が。
横山ビジターセンターを出る前にセンターのパンフレットやハイキングコースマップなど多くの資料を頂いた。
センターを出ると、今日の目的「海を見る」を実行するため展望台を目指すことにした。
センター前の案内板と展望台への車道との間に遊歩道がある。(次の写真の左側に遊歩道への石段が見える)
遊歩道を歩き始めるとセンターの屋根が見え、トップライトの窓も確認できる。
しばらく登り、振り向いてパチリ。
さらに進むと
10分ほどで横山展望台の駐車場へ到着した。展望台へは、石段で直登と木製スロープでの迂回の2種類の経路があるので、
木製スロープのルートを選択した。
眼下には英虞湾、その先には志摩半島が見える。
すこし霞んでいた。春霞?
木製のスロープを上り切るとそこには立派な横山展望台が建っている。展望台への階段を上がり
横山展望台からパチリ。英虞湾がリアス式海岸であることがわかる。
この後は、横山園地にある展望台をめぐリ、最後にしょうぶ園を経由して車へと戻った。
まずは、あごわん展望台へ向かう途中の展望スペースをパチリ。ここは特に名前は付いていないようだ。
さらに進むと分岐の狭間に
「八大龍王 知多都美大神 妙見大菩薩」と刻された標石が建ち、その隣には
長原(なごら)の浮石(岩)がある。
長原の浮岩
地元の民話「横山八大竜王」に登場する岩で、鵜方浦(英虞湾)の航海の安全を守っていると言われています。
(横山展望台駐車場の「みどころのご案内」による)
なお、この案内板には「石」の文字が使われているが、横山駐車場の案内板では「岩」の文字が使われていたので、画像のタイトルには(岩)を付けておいた。
お賽銭はアワビの殻にお供えされていた。海に生かされた地域を感じさせる。
すぐ近くにパノラマ展望台があったが、カップルが楽しそうに海を見つめていたので邪魔をしないように通り過ぎた。その先には次の分岐があり、まずは直進で英虞湾展望台を目指した。
今までの案内板と較べると手作りっぽい案内板が立っている。木のトンネルをくぐり海側へ出ると
これだ。
来た道を戻り、途中で分岐を左に取り、坂道を登ると見晴展望台に到着した。ここには「御木本真珠王登山記念碑」が建っている。
こんな低山で「登山記念碑」とはおもしろい。まぁ、登山しただけで記念碑が建つのだから、「英虞湾」「真珠」「養殖」「御木本幸吉」のキーワードで考えれば、幸吉翁のこの地域への貢献度は計りしれないと言うことだろう。
見晴展望台からもパチリ。
ズームでもパチリ。海岸線が複雑に入り組み、その先には志摩半島も見える。かなり多くの養殖いかだが見える。
この後は、所々でパチリ、パチリとしながらも、しょうぶ園まで一気に駆け下りた。
しょうぶ園まで下ると、猪避けの電線をまたいでしょうぶ園の木道を歩いた。
木道をの途中にはこんな甕が置かれ、
その中には、日付のシールが貼られた多数の小枝が入っていた。これは何だろう?
疑問を残しながらも駐車場へ戻ろうと坂道を上ると菜の花の鮮やかな黄色に魅せられた。
周囲にある桜の木では蕾が今にも開こうと頑張っている姿があり、
その先では「横山さくらまつり」が開催されていた。大正琴の演奏が続いた。
私は、午後から伊勢で開催される講習のことを考え、早々に引き上げた。
【 20120325 の記録 】
- 横山ビジターセンター、展望台ほか
- 道標(国道167号線赤松交差点付近)
- 伊雑宮
- 赤崎神社
- 平成23年度伊勢市観光人材育成・おもてなし研修
- 御饌殿の位置の確認に、外宮へ(研修の後で)