2012年04月14日(土) 三多気(みたけ)の桜 (車、徒歩)
津市美杉町、以前 野登瀬B遺跡現地説明会(津市美杉町下多気)で訪れてから久しい。
「三多気の桜」は有名なので名前は知っていたが訪れたことはない。
今日と明日の2日間、三多気の桜に「桜まつり」が開催されたので初めて「三多気」へ足を運んだ。天気予報では昨日からの雨も9時過ぎには止みそうだったので、現地に10時頃に到着するように家を出た。
三多気の桜への入口に到着したのは10時前、交通規制でこの道路は通れなくなるようだが私はギリギリ通してもらえた。「名勝 三多気の櫻」の碑を過ぎて、
坂道を上ると「名勝 三多気の桜」第一駐車場へ到着した。私の前に数台の車が駐まっていた。
車を駐めるとおじさんが協力金(実質的には駐車料金だろう)のお願いのため近づいてきた。断る理由はないため、速やかに500円を支払うと次の領収書が渡された。
駐車場を出て、先ほど上ってきた道路を下から歩こうとしたところ、この道路は車両通行止めになっていた。数分の違いで何とかここを通れたのだ。ラッキー!
桜の並木が続く坂道を下ったが、花を咲かせる木は少なかった。
「名勝 三多気の桜」の案内板の所まで下ってから折り返した。
途中には石仏、水車があり、
雨の中、
歩道を歩いた。桜の花が咲いていたら緑とピンクの彩りが鮮やかだろう。緑とピンクは補色だからなおさらだ。
坂の途中で振り返ってパチリ。
道路の右側から左手「桜並木道」へと移るが、こちらの桜もほとんど花を開いていない。
先ほどの駐車場付近まで戻ってくると、観光バス駐車場の隣ではしだれ桜がかなり花を付けていた。
先ほど来た道路が通行止めになったので、こちらの(奈良県側へ通じる)道路が唯一の交通路となっていた。
桜まつりが開催されているとは思えない開花状況だったが、さらに上の方からカラオケの声が聞こえてきた。にぎやかしのお祭りが始まったのかと思いつつ、真福院がある上方を目指した。
さくら名所100選地「三多気」の石版を左に見ながら
坂道を上っていくと、この道路も車両通行止めだ。
この辺の桜もほとんどが蕾の状態。
雨足は弱まったが、まだ止む気配はなかった。
さらに、坂道を上り、
藁葺きの家を通り過ぎた。
後で知ったが、この建物は「登録有形文化財」だった。
さらに、上るとかなりの古木が立ち並んでいる。
この後、真福院へ向かい、御餅つきを体験してから戻ってきた。
棚田に映る桜は綺麗だろう。1~2週間早過ぎた。(残念)
【20120406補足】
2012年04月16日の朝日新聞朝刊に次の記事が掲載されていた。
まつり実行委員会によると、満開は16日ごろ。「ソメイヨシノとは一味違った桜を楽しんでほしい」と話している。(円山史)
後は下るだけだが、次回来る時のために桜並木とその周辺を調べておこうと思った。
この桜の枝は道路に覆い被さっている。幹は藁紐でぐるぐる巻き状態。裂けてしまった?
石垣から生える桜。
棚田。
棚田の深い位置から真福院を見上げてパチリ。
雨にもかかわらず、見物客は割と多い。どうも観光バスのツアーが多いようだ。
そして、先ほどカラオケが鳴っていた場所まで戻ってくると
右手の細い道を入ってパチリ。茶畑と桜も絵になるだろう。
さらに、桜並木から外れると墓地があり、その先にも桜の木がある。
これ以上は先がなかったので、駐車場へ戻ろうとすると美杉町の名前らしい雰囲気を体験できた。枝打ちされた杉の林。この下には観光バス駐車場がある。
駐車場まで戻り、屋台をパチリ。
この後、情報収集のため道の駅 御杖を目指した。
【 20120414の記録 】
- 三多気(みたけ)の桜
→ 会式、御餅つき(真福院) - 街道の常夜燈ほか
- 道の駅 御杖、姫石(ひめし)の湯
- 御杖神社
- 幡須神社
- 仲山神社と石造六地蔵(美杉町八知)
- 竹原神社(美杉町竹原)
- 桜と雲出川(リバーパーク真見)
- 白山比咩神社(白山町川口)