2012年04月14日(土) 白山比咩神社(白山町川口) (車、徒歩)
三多気(みたけ)の桜 に始まり、本日最後に訪れたのが白山町川口の白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)だ。
美杉から走ってくると一志白山トンネルの手前に白山比咩神社への参道入口に建つ鳥居が見える。
また、次の案内板もあり、本殿が県有文化財建造物であること、ここから約1kmの距離にあることが分かる。
こちらが参道だ。風が強く、あおられた桜の花びらは散り急いでいた。
そして、こちらが鳥居。
狭い参道には桜の木が立ち並んでいる。ただし、花の見頃はすでに過ぎた状態で、路上がピンク色に染まっていた。 最盛期には桜のアーケードができそうな場所だ。
そんなことを考えながら坂道を上ると頂上の駐車場へ到着した。真言院の隣の広場だ。この先は一般車両進入禁止なので、ここに車を駐めて、歩いた。
新しい常夜燈の後ろには、
由緒等の説明板、
【参考】 北陸鎮護の大社 白山本宮・加賀一ノ宮 白山比咩神社 総本山
掲示板が並んでいる。本殿再建三百五十周年事業として境内を整備しているとのこと。
さらに、御祭神等の説明板。
石階の参道を進もうとすると、
参道がこの場所から下方向に続いていた。
そして、下りの起点には次の石が置かれている。
改めて石階に正対した。
鳥居脇の天神にお参りしてから
享保六年の鳥居をくぐり、
左手の手水石で心身を清めた。
石階を上り切ると
「正白山」の額が印象的。
「正白山」の由縁は、先ほどの御由緒の説明にもあったように
菊理媛命(きくりひめのみこと)、伊弉諾命(いざなぎのみこと)、伊弉冊命(いざなみのみこと)を祀り、これを白山権現という。一志郡七白山中、この三尊を祀るは当社のみなるをもって古来、正白山という。
の通りだ。
まずは、拝殿にてお参りした。
拝殿の左手へ向かい中央に向かってパチリ。
この場所には、古い手水石が置かれていた。
桜と拝殿をパチリ。あまりにも明る過ぎて桜の花の色が分からない。
そして本殿へ向かうと本殿には覆屋が掛けられていた。県の有形文化財を守るためだろう。
拝殿の左手へ戻り、社務所の左端を見ると
次の立札が建っていた。「桃山御陵 畝傍御陵 遥拝所」 「平和の宮」
参道を進むとこちらが、「桃山御陵 畝傍御陵 遥拝所」だ。
ここでお参り。
さらに参道を進むとこの先、本殿の隣に祠がある。こちらが「平和の宮」だろうか?
本殿再建三百五十周年事業として境内が整備され、周囲の石材は新しくなっているが、さすがに、嘉永六年の年号が刻まれたこの石柱は残されていた。
ここから望む桜は何とも趣きがあった。パチリ。
参拝を終える拝殿前の鳥居をくぐり返し、石階を一気に下り、
石階下の鳥居もくぐり返した。
この後は車に乗り、坂道を下ると、配水地前は桜の花びらが敷き詰められていた。
さらに下ると「白山比咩神社」の社標が建っている。この参道は、先ほど確認した下りの参道なのだろう。
別れを惜しむ桜をパチリ、パチリ。
【 20120414の記録 】
- 三多気(みたけ)の桜
→ 会式、御餅つき(真福院) - 街道の常夜燈ほか
- 道の駅 御杖、姫石(ひめし)の湯
- 御杖神社
- 幡須神社
- 仲山神社と石造六地蔵(美杉町八知)
- 竹原神社(美杉町竹原)
- 桜と雲出川(リバーパーク真見)
- 白山比咩神社(白山町川口)