2011年05月01日(日) 神御衣奉織始祭(神服織機殿神社) (車、徒歩)
10月02日(土)に神御衣奉織作業を見学し、神御衣奉織始祭を拝観したいと思っていた。
【参考】
本日は時々パラパラと小雨が降るような天候であったが、自宅を7時過ぎに出発した。
今回も前回同様、イオン明和ショッピングセンター方面から神服織機殿神社の社叢を目指した。田植えが終わった水田に映るシルエットが感慨深い。この杜の中で神御衣奉織始祭が斎行されるのだ。
左から右へ巻くように進むと
アスファルト舗装路が未舗装路となる。さらに進むと、
神服織機殿神社の正面にたどり着く。
時刻は7時50分頃。参道を進むと、霧がかかったような雰囲気となっていた。
また、参道の両側には多数の車が駐められていた。振り返るとこんな感じだ。
祭儀の関係者以外としては、神宮の腕章を付けた方と取材の方1名、その他私のように個人的に撮影に来られた方が1名(後から祭儀の途中、2~3名が登場した)。思ったより拝観者が少ない状態だった。
今日は天候が不順なので、祓所は使用せずに斎館の屋根の下のでお祓いとなった。
しばらくすると定刻8時過ぎより神御衣奉織始祭が始まり、神職と織子が対面で挨拶した。
場所を斎館の前へ移し、祓詞の後、大麻、御塩にて修祓が執り行われた。
織子が辛櫃を担ぐと、参進が開始された。
斎庭(ゆにわ)鳥居をくぐると、
左手の神服織機殿神社の前ヘ進んだ。
祭員が着座すると、黒い布で覆われていた辛櫃から案へと手渡しで御饌が供された。
祝詞が奏上され、八度拝八開手など祭儀が滞りなく終了すると、
黄色い布で覆われた辛櫃のみが八尋殿へと運ばれていった。
右側の神職に御鑰が手渡されると
御幌をくぐり、八尋殿への木階を上がられた。
しばらくすると御扉が開かれ、
先ほど運び込まれた辛櫃が八尋殿の中へと上げられた。
御扉は閉じられる(鍵が掛けられたかは?)と、御鑰が元の場所へと戻された。
御幌が下げられると、
退下となった。
鳥居をくぐり、元の位置まで戻り
祭員が挨拶を済ませると、神御衣奉織始祭は滞りなく無事終了と相成った。
その直後、私はお参りさせていただいた。片付けをされているなか申し訳ないと思いつつも、祭儀の余韻に浸りながら・・・
時刻は8時40分頃。続いて、神麻続機殿神社(上機殿)でも9時から祭儀が始まると思っていたので、急いで神服織機殿神社を出たら鳥居のところで、先ほど祭儀を撮影していたおじさんに声を掛けられた。
「上・・・もいきます?」 のようなニュアンスだと思う。あまりよく聞き取れなかったが、ここが下で、上とくれば「神麻続機殿神社」しかないので、「はい、行きます。」と答えた。
時間的にギリギリだと思ったので、「9時から始まりますよね?」と問いかけると、「いつも10時くらい、こちらの具合で・・・」と教えてくれた。さらに、私が歩いてゆくと行ったところ、「車に乗っていきます?」とも行ってくれた。まぁ、時間的に余裕があることが分かったので、折角だが遠慮して歩いてゆくことにした。(ありがとうございます。)
そして、歩き慣れた道を神服織機殿神社へ向かった。 途中で振り返り、パチリ。
さらに、パチリ。
少し急ぎ足で歩いたところ、神麻続機殿神社には予想通り20分で到着した。
神麻続機殿神社の神御衣奉織始祭については、
【参考】 神御衣奉織始祭(神麻続機殿神社)
神麻続機殿神社を出ると得意の寄り道をしながら、神服織機殿神社を目指した。
行きとは別の経路を通り、神麻続機殿神社の正面へと続く道を進むと こんな感じだ。
【20110501 神御衣奉織始祭の記録】
- 神御衣奉織始祭(神服織機殿神社)
- 神御衣奉織始祭(神麻続機殿神社)