2011年12月11日(日) 二見 夫婦岩の大注連縄張神事(2011年12月) (車、徒歩)
二見 夫婦岩の大注連縄張神事の準備(2011年12月) にて夫婦岩からすでに張られていた大注連縄が取り外され、定刻になると二見興玉神社の拝殿では大注連縄張神事の斎行が始まった。
拝殿前は参拝者と神事の拝観者が・・・
夫婦岩の近くはカメラマンや見学者がいっぱいで私が入り込める隙間は無かったので、夫婦岩からは少し遠いが正面に見えるこの場所から大注連縄の張り替え作業を拝観することにした。
拝殿での神事が終了してしばらくすると、参道から木遣り、張り替え奉仕者が登場した。
大注連縄張り替えの奉仕者は冷たい海水に足を浸しながら女岩へ、
さらには、男岩へと向かった。
大注連縄張りの準備が整うと
木遣りが始まった。
まずは一本目の注連縄が参道側から女岩へ、
さらに、男岩へと曳き上げられた。
そして、一本目の大注連縄は男岩に固定された。
一本目の注連縄が仮固定されると
二本目の注連縄が・・・
続いて、三本目。
さらには、四本目の大注連縄が固定された。
そして、最後の五本目が
この注連縄で最後だ。
五本目の注連縄が男岩に固定されると
女岩側で注連縄の張りを調整しながら、一本ずつ張り上げられていった。
一本、
二本、
三本、四本、
最後、五本で見た目は完成。
ただし、細部の調整が進められた。
その間に、参道側では餅まきが行われた。
餅まきが終了すると、大注連縄張りの奉仕者は一人、二人と徐々に夫婦岩から引き上げていった。
そして、一人の奉仕者が再び男岩へ登ると
鳥居の下に置かれていた一升瓶を手にして、足元に御神酒が供された。あちらにも、
こちらにも・・・
そして、空になった一升瓶は海面へと投げられた。
「ポチャ」、その後、海面に浮いた一升瓶は別の奉仕者に回収された。
男岩から最後の奉仕者が
離れると
大注連縄張神事が終了した。
ただ、前回の大注連縄張神事では、男岩と女岩の間の5本の注連縄を束ねる作業を進められたが、今回はこの作業は実施されなかった。(理由は?)
【参考】 二見 夫婦岩の大注連縄張神事 の後半で束ねる作業が確認できる。
神事が終了すると奉仕者や
木遣りは夫婦岩を後にした。
私も夫婦岩に別れを告げ、二見興玉神社を後にした。
【 20111211の記録 】
- 音無山~太江寺~二見興玉神社
- 二見 夫婦岩の大注連縄張神事の準備(2011年12月)
- 二見 夫婦岩の大注連縄張神事(2011年12月)