2012年09月29日(土) 御遷宮後の田宮寺神社 (車、徒歩)
「お伊勢さん125社 外城田めぐり、田丸めぐり+1」にて宮川用水の田宮寺操作所前を通過し、坂道を上ると右手には田宮寺神社の社叢が広がっている。
今日はお伊勢さん125社のめぐりで手一杯なので、田宮寺神社には立ち寄らない予定だったが、道路から見えた社殿の瑞垣が真新しくなっていた。最近御遷宮が終えられたようだった。
「御遷宮」に関連するなら寄らずにはいられない。勝手に足が鳥居へと向かっていた。
鳥居をくぐる左手には「平成二十四年田宮寺神社遷宮寄贈・・」に
「金 百萬円」、さすが「パナソニック電工(株)」。
参道を進むと、手水石の先の鳥居は新しくなっていた。
さらに進み、
拝殿へ向かうと、拝殿は建て替えられてはいなかった。
まずは、拝殿にてお参りした。
本殿は建て替えられていた。
ただし、本殿の左手の祠は建て替えられていないようだ。
もう少し詳細に拝見しようと右手方向から本殿へ近づくと
御門および棟持柱は従来の材が利用されているようだ。
もしかすると本殿には古材がそのまま利用されている部分が多いのかもしれない?
本殿の横から拝殿側へ引き返した際、拝殿の妻部分にガラス窓があることに気づいた。
ここに部屋があるのだろう。この二階へ登る場所を探すために改めて拝殿へ向かうと拝殿の右手に梯子が横たわっていた。
ここで見上げると二階部分は拝殿の一部であり、梯子を掛けると登れるようになっていた。
この中には何が収納されているのだろうか? 梯子での上げ下ろしになるので余り重いものや大きなものは対象外だろう。
拝殿を出ると左方向へ別の参道を進むと、右側には手水石が置かれている。
寛政八辰年
十二月吉日
田宮寺村
さらに、その先の道路脇には御船殿跡がある。
案内板によると
御船殿跡
皇大神宮の御船代は二十年毎の遷宮にお取り替えされ古い御船代は富向山田宮寺境内の御船殿に享保十四年第四十八回遷宮まで古例によって保安されたと伝えられます
御船殿跡は昔田宮寺を氏寺とした内宮神宮荒木田氏を介して神宮とのつながりを物語る遺跡であります
とある。
【 20120929の記録 】
- お伊勢さん125社 外城田めぐり、田丸めぐり+1
→ 牛の飼料作り(蚊野神社~御船神社の田んぼ)
→ 「コスモス 自由にお持ち下さい」(山神資源環境保全会)
→ 御遷宮後の田宮寺神社 - ヒガンバナ、彩彩(いろいろ)