2012年10月07日(日) 斎王群行(伊勢まつり) (徒歩)
今年も斎宮では第30回斎王群行が実施されたが、所用のため見学できなかった。残念に思っていたが、伊勢まつりのパンフレットを見るとパレードの中に
7日(日)13:30~ 斎王群行(斎王まつり実行委員会)
の文字が・・・。これは見学しない理由はない。
たまたま、今日の午前中は神御衣の奉織作業を拝観するために神服織機殿神社および神麻続機殿神社を訪れ、その際、斎宮にも立ち寄った。
斎宮からは早々に帰宅し、斎王群王に間に合うように伊勢まつりの会場へ向かった。
まずは、ラストシーンから。『外宮表参道火除橋前にてお参りする斎王』
自宅から歩いて伊勢まつり会場へ向かうと、至る所に「車両通行止め」の交通標識と警備員が立っていた。
今回の伊勢まつりを見学する目的を「斎王群行」に絞り込んだので、群行が始まるまで待機していた。天の状況をまずパチリ。
しばらくすると斎王群行が動き始めた。
今日は細切れの雲が多く、時々太陽が隠される。
群行の先頭が近づいてきた。
葱華輦(そうかれん)と呼ばれる輿に揺られる斎王をパチリ。
さらに、群行を先導する女性をパチリ。
パチリ。背筋が伸び、凛々しい。
場所を移動し、緑の中央分離帯越しにパチリ・・・。
そして、奉曳車の前を通過。
時間を掛けて一之木交差点へ到着すると
群行は停止した。
斎王は葱華輦(そうかれん)から降りられて
中央の赤い毛氈へと向かった。
この後、首長(伊勢市長、明和町町長)や斎王まつり実行委員会、斎王の挨拶、また木鑓も・・
多くの人の輪ができ、私が撮影できる場所はなかったので、全体の雰囲気をパチリ。
人の輪の周囲をぐるりと回っていると、ピンスポットを発見。木鑓の風景と
斎王のお姿をパチリ。
見学者の輪は何重にもなっていた。
以上で斎王群行は終了するのだろうと思っていたところ、会場のアナウンスがあり「伊勢市駅前から外宮参道、外宮へと・・」と群行はさらに外宮まで続くとのことだった。
斎王群行の前にパレードを終えて休憩していた大世古神輿のグループは、群行に道を空けるため
神輿を動かし始めた。
それに続くように斎王群行も一之木交差点を出発した。
新道商店街アーケードの入口を過ぎ、
来年の6月迄には解体撤去される三交百貨店・ジョイシティ跡へ向かった。
伊勢市駅前から
外宮参道へ入った。
伊勢菊一(菊一文字本店)前を通過する様子をパチリ・・・。
群行はさらに進み、
もうすぐ、外宮の表参道口だ。
信号待ちの際に斎王をパチリ。
警官が交通を規制するなか
斎王群行は外宮参道を過ぎ、
外宮の宮域へ入った。
斎王は外宮にお参りするため葱華輦(そうかれん)から降りられた。
この時も白い幕に囲われたなかで・・・
外宮表参道火除橋前に赤い毛氈が敷かれ、
その場所を目指して斎王が歩いて来られた。
そして毛氈の中央に立つと
手にしていた檜扇を預け、
群行参加者とともに
お参りしました。他の方は二拝二拍手一拝、斎王は手を合わせて・・・
お参りの後、檜扇が斎王に戻されると
以上で、斎王群行は終了となった。
その後、個々に解散・・・
折角の機会なので、私はお伊勢さん125社外宮めぐりのため火除橋を渡った。