2012年12月29日(土) 一之瀬神社、一之瀬城址(度会町脇出) (車、徒歩)
先週に続き、今週も度会町を訪れることにした。
【参考】 2012年12月23日(日)の記録
今回、参考にしたのは、一之瀬川流域 歴史散策ぶらり旅(パンフレット)。
【参考】
- 度会町(三重県) 公式ホームページ
→ 観光ページ - 一之瀬川流域 歴史散策ぶらり旅(パンフレット) [2012年10月9日]
一之瀬川に沿って遡ると度会町脇出に一之瀬城址があり、その敷地に一之瀬神社が祭られている。
伊勢から南伊勢町へ続く県道22号伊勢南島線を走ると旧一之瀬小学校(2008年3月31日に閉校)のグランドを過ぎると左手に次の案内板が見える。ただし、気を付けていないと見落としそうだ。
ここを左折すると前方に一之瀬城址が見える。ここに一之瀬神社が祭られているから社叢でもある。
突き当たりまで車を進めると右手に広い駐車場があるのでそこへ駐車した。
まず前方に見えたのは一之瀬神社の社務所。
右手方向へ進むと
真新しい定書きが建てられていた。
その裏には「平成二十五年二月吉日」、来年だ。御遷座があるのだろう。
手水舎も新しい。
まずはここで心身を清めた。
手水舎の向かいにある掲示板も真新しい。御祭神や年中行事が示されている。
掲示板を過ぎると直進方向と左手の二ヶ所に石階がある。
左手に石階下には鳥居があり、その側に記念碑が建てられていた。
一之瀬神社第四回式年遷座祭記念碑
沿革 明治四十年五月各宇の氏神を市場ノゴ鼻三一八番地に合祀し一之瀬神社と申し奉る
大正二年三月脇出三一九番地に社殿を建設して遷座され今日に至る境内は一之瀬城址として古くから知られ又南朝の宗良親王の遺蹟の地とも伝えられ共に由緒深い景勝の地である
昭和四十八年二月十一日には第四回式年遷座祭の盛儀が執り行はせられ新たに御造営された社殿に御むかえし益々一之瀬神社の御神威発揚に努むることを御誓ひするものである
氏子一同この喜びは何物にも代え難く大神の御神徳を永久に忘れることなくこれを建立する
そして、鳥居の手前右手には社標。
鳥居をくぐり石階を上ると
その先は空間が広がっている。
正面に拝殿があり
まずはお参り。
拝殿を覗くとその先に本殿の御扉が見えた。
先ほどの定書きで分かった通り、来年平成25年の二月には御遷座となる。
境内には「第六回一之瀬神社式年遷座祭寄進者御芳名」の掲示があった。その隣には多数の木材、ここでも大晦日に大かがり火が焚かれるのだろうか?
また、社殿の右手には
神宮宮域遥拝所、
延享元年と刻された常夜灯があり、
さらには多数の氏神、山神様が祭られていた。
一之瀬神社を背にして境内の左手へ続く苔むした道を進むと
その先には
視界が開ける場所に宗良親王御遺蹟の碑が建てられていた。
この碑の近くにはイセ愛山会による山頂標(標高70m)が掲げられていた。
その後、上ったのとは別の石階を下った。最初に目にした一之瀬神社々務所を確認してから
一之瀬城址、一之瀬神社を後にした。
次は度会町中之郷の小川郷神社へ向かった。
【 20121229 の記録 】
- 一之瀬神社、一之瀬城址(度会町脇出)
- 小川郷神社(度会町中之郷)
- 五輪堂、八大龍神雨乞瀧(度会町川口)
- 神宮御萱場(度会町川口)