2012年12月29日(土) 神宮御萱場(度会町川口) (車、徒歩)
「神宮御萱場をいつかは見てみたい。」
その思いは、2011年06月19日(日)の 近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第6回宮川9社) にて神宮苗圃を御萱場と勘違いした時から続いていた。
あれから一年半、なかなかチャンスは訪れなかった。いやチャンスは自分で作るしかないのだ。先週から度会町を巡っている中で、本日の最終目的地が神宮御萱場となった。
【参考】
- 一之瀬川流域 歴史散策ぶらり旅(パンフレット) [2012年10月9日]
神宮御萱場の近くにある五輪堂へのお参りを終え、八大龍神雨乞瀧を見学してから五輪堂の前に広がる田んぼの畔まで斜面を登ってきた。
【参考】
その畔から見渡した神宮御萱場がこちら。
まずは120°のパノラマ。
これは先日購入したデジカメ FIJIFILM FINEPIX F770EXRのパノラマ撮影機能を利用した。
【参考】
これは便利だ。
そして、次は左側、
ズーム。
右側、
ズーム。
その後、五輪堂の前から場所を移して、五里山林道の起点手前を左折して神宮御萱場へ近づいた。神宮御萱場へは立ち入れないのでこの辺でUターンしようと思ったところ次の注意書きを発見。
アユ、カニを取られる 方は車を止めないで 下さいお願いします 大きい車が通るから 神宮萱山
最後に神宮御萱場を下から眺めた。
この場所で育てられた萱は式年遷宮にて新たに造られる社殿の屋根に葺かれる。
来年に斎行される第62回神宮式年遷宮に向けては、御正殿の屋根の萱を葺き始める檐付祭(のきつけさい)が今年の五月に、そして御正殿の屋根を葺き終え金物を打つ甍祭(いらかさい)が七月に斎行されている。
【参考】
- 第62回神宮式年遷宮 檐付祭(のきつけさい)・甍祭(いらかさい)日時決定について (伊勢神宮ホームページ)
内宮および外宮ともに御正殿の屋根には萱が葺かれていることだろう。現時点では御正殿の屋根を確認することはできないが、板垣の外から萱が葺かれた屋根を確認できる建物がある。
それは内宮の新御敷地に御造営された四丈殿の屋根(2012年12月01日撮影)
と外宮の新御敷地に御造営された四丈殿の屋根(2012年12月16日撮影)
この二ヶ所だ。
【 20121229 の記録 】