2013年01月26日(土) 山田禅寺(玉城町山神) (車、徒歩)
明日、度会郡玉城町山神にある山田禅寺にて獅子舞が執り行われる。開始時刻が不明だったので電話で問い合わせようかとも思ったが、天気が良かったので直接お寺を訪問することにした。
伊勢図書館に寄ってから玉城町へ向かった。この辺には「お伊勢さん125社まいり」で何度も訪れているので迷うことなく山田禅寺に到着した。いい雰囲気のお寺だ。
山門前の寺標には
臨済宗 南禅寺派 壽瀧山 山田禅寺
とある。
山門をくぐろうとすると
頭上には立派な扁額が掛かっている。
山門を入ると左には笠石の一部が欠けた常夜燈がある。
山門右手へ視線を向けると蔵、そして
こちらが本堂だろう。どうも人の気配が感じられない。
本堂の向かいには鐘楼があり、その右手(山門を入ると正面)に
石段が続いていた。境内を見学してからもう一度本堂へ伺ってみよう。
石段を登るとその先には石積みで造られた祠、
さらにその奥には御堂が二ヶ所に建っていた。
奥の石段を進むとその先の御堂にてお参り。見上げると彫刻、何が彫られているのだろう?
扉にはしめ縄が飾られていた。
屋根を見上げるとこんな鬼瓦だ。
他方の御堂にもお参りした後、石段を通り過ごして反対側へ進むとここからは山神の家並みが一望できた。
石段を下ると
境内が俯瞰できる。
「ここら獅子舞を拝観するのも面白いかも?」そんあことを考えながら石段を下ったが本堂の様子に変化はなかった。
明日の獅子舞の開始時刻を知るためにここまで来たのに聞かずに帰ることはできない。「そうだ、お伊勢さん125社のひとつである鴨神社にお参りしてから再び訪れよう。」と決意し山門を出た。
この後、鴨神社へお参りし、その先にある氷室洞くつを見学してから山神の公民館へ向かい山田禅寺での「獅子舞」に関する掲示を探した。何もなかった。山神の町中(狭い道)を車で走りながら掲示を探したが何も見つからなかった。
山神地区内では掲示の必要がないほど周知されているのだろう。
結局、最初の決意通り山田禅寺へ戻ってきた。今度は本堂玄関の呼び鈴を鳴らした。ところが不在のようで応答はなかった。
「どうしようか、こうなったら地元の方に聞くしかない。」と思い、山門を出ると近くの畑に女性を発見。声を掛けると農作業中にも関わらず快く対応していただけた。
「山田禅寺での獅子舞は何時から・・?」と質問したところ、申し訳なさそうな表情で「今日ではなくて、明日・・・、3時から・・・」と。
また、「さきほどお寺で伺おうとしたら不在で・・・」と言ったところ「こちらの住職は金剛證寺に勤めているので普段は不在、家族が奥の建物に・・」と教えてくれた。
これで疑問が解消されたので、女性にお礼を述べて山田禅寺を後にした。
この後は玉城町図書館(村山龍平記念館)へ向かった。が途中で寄り道・・・。
【 20130126 の記録 】
- 【本】信念 東浦奈良男 一万日連続登山への挑戦(吉田智彦 著)を求めて
- 山田禅寺(玉城町山神)
- 鴨神社
→ 氷室洞くつ付近の石垣の崩落(玉城町山神) - 坂手国生神社
- 田丸神社の「願かけなで牛」(玉城町下田辺)
- 玉城町図書館にて玉城町史「獅子舞」頁複写