2013年04月07日(日) 「家建(やたて)の茶屋跡」のオオシマザクラ(志摩市磯部町恵利原) (車、徒歩)
昨日通過した爆弾低気圧の影響で、今日も朝から曇りがちで時々雨もちらほら。九鬼岩倉神社(鳥羽市)の鍬形祭および伊勢市二見町松下で実施される弓祭りを拝観するために自宅を出たが、時間的に余裕があったのでオオシマザクラで有名な志摩市磯部町恵利原の「家建(やたて)の茶屋跡」へ立ち寄ることにした。
「家建の茶屋跡」へは以前訪れたことがある。最近のことだと思っていたが、記録を紐解くと2011年9月のことだった。あれからすでに約一年半が経過したことになる。
【参考】
伊勢道路で逢坂峠の下をトンネルで抜けると右手に「天の岩戸」への案内板があるので、そこへ入った。伊勢道路を走っている間はかなり強かった雨足も「家建(やたて)の茶屋跡」へ到着すると弱くなった。
まず全景をパチリ。「あっ!、桜の木が緑?」
小雨なので気にもせずにオオシマザクラに近づいた。
まずは、以前志摩市立磯部郷土資料館(現在は「志摩市歴史民俗資料館」となり場所が移動され、志摩市役所磯部支所に併設されている。)で購入した図録「磯部の道標と町石地蔵」に掲載されている道標をパチリ、・・。前回の訪問時には草が生えていて全貌を確認することができなかったので、今日は、「南」「西」「北」「東」すべての面を上から下まで。
するといきなり雨足がとっても強くなった。駆け足で車へ戻り待機。小雨になるのを我慢の子であった。その間にパチリ。
さらに、パチリ。
しばらくするとつかの間の太陽が現れた。
今がチャンスだ。改めてオオシマザクラへ向かう際、次の看板に・・。
本日の花見、早餅つきは「中止」となっていた。(雨の影響?、花がないから?・・)
水が張られた田の畔からパチリ、
さらに近づくと
木の近くには「志摩市指定有形文化財 天然記念物」と書かれた標柱があり、
さらに近い場所には次の境界柱が建てられていた。
前回は表面の文字を読み取れなかったが、今日はくっきりと・・・。そこには「從是神宮(宮)」とある。五文字目は宮か? すると「從是神宮宮域」と刻されている可能性が高くなる。
オオシマザクラに注目すると、水平に長く伸びる枝には支柱が添えられていた。
支柱の先へはしなるように枝が伸びている。
ほとんど花びらを落としてしまった花をパチリ、・・。
次回は満開の姿に会いたいものだ。
車へ戻ろうとするとさらに日差しが回復してきた。
近くの祠(左には札宮が置かれ、右は観世音と刻されていた。)にお参りした後、
オオシマザクラに別れを告げた。「では、また、」
この後は鍬形祭を拝観するために九鬼岩倉神社(鳥羽市)へ向かう前に、伊雑宮へ立ち寄った。
【 20130407 の記録 】
- 「家建(やたて)の茶屋跡」のオオシマザクラ(志摩市磯部町恵利原)
- 伊雑宮
- 鍬形祭(九鬼岩倉神社)2013 動画あり
- 弓祭り(伊勢市二見町松下)