2013年07月27日(土) 第62回神宮式年遷宮 お白石持行事 川曳での内宮奉献 (徒歩)
Tweetでも紹介したように、第62回神宮式年遷宮 お白石持行事特別神領民の内宮奉献ボランティアの奉仕を終えて、地元の川曳を少しだけ見学した。
お白石持行事に関しては 有限会社 伊勢文化舎 が発行する『伊勢の今を伝える いせびとニュース 夏号(第11号)』に簡潔にかつ明解に紹介されている。幸いなことに本ニュースのPDF版が伊勢文化舎のホームページにて無料で提供されている。ぜひご覧ください。(感謝)
【参考】
また、お白石行事のスケジュールおよび本期間中の伊勢市内交通規制については伊勢市のホームページに掲載されている。
【参考】
- お白石持行事のページ (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事期間中の交通規制 (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事公式ホームページ (御遷宮対策委員会)
宇治橋へ向かうとその下では一宇田町の奉献団が川ぞりを曳いていた。
【一宇田町】
お白石を積んだ川ぞりは五十鈴川から宇治橋東詰の参道へと斜面を一気に曳き上げられる。
川の上流方向に頭を向けていた川そりが
斜面の方へと方向転換されると
そりを曳いていた神領民も斜面へと移動した。
そして木遣り唄が終わると、川ぞりは「エンヤ、エンヤ・・・」で一気に斜面を引き上げられた。
一宇田町とは別に川下の方から声が聞こえてきたので、私は宇治橋を離れると五十鈴川の左岸を烏帽子岩まで下った。
【朝熊町】
烏帽子岩付近では朝熊町奉献団が一時停止中だった。
そして川岸では子供木遣り。
先ほど五十鈴川から川ぞりを引き上げた一宇田町奉献団が先へ進むのを待機していたのだ。
川の中でも木遣り唄。雰囲気を盛り上げていた。
私は五十鈴川の左岸をさらに下流へ向かうと浦田橋をくぐった先、その対岸は川曳の出発点。背後には三重県営体育館の屋根が見える。
【鹿海町】
その場所、出発点では鹿海町奉献団が今まさに川へ入ろうとする瞬間。五十鈴川の右岸から綱を持った神領民が護岸のブロックを下り・・・。
綱が川へ移動するのに合わせ、クレーンで吊られた川ぞりも川面へと徐々に移動し
最後には後部から着水した。
鹿海町奉献団が隊列を整え、前進する間に、私は御側橋を渡り五十鈴川の左岸から右岸へと移動した。
右岸には今後の出発のために待機している川ぞりが並べられていた。
【伊勢市久世戸町、五十鈴ヶ丘、中之町ほか】
伊勢市久世戸町、五十鈴ヶ丘、中之町ほかの各奉献団の川ぞりが並び、
桜木町奉献団の川ぞりはクレーンで吊り上げられるところだった。
その近くには各奉献団の幟。
鹿海町奉献団が進み始めたので、その様子を上方から見学するために浦田橋へ向かった。
【鹿海町】
まずは浦田橋へ移動する際に横からパチリ。
そして、浦田橋の上からパチリ・・。
木遣りたちは采で川面を打ち、奉曳者に浴びせていた。太陽の日差しがキツく非常に暑い日、川の中は快適だっただろう。
第62回神宮式年遷宮 お白石持行事が開始されてまだ二日目だが川曳は昨日と今日の二日間のみ。なんとか川曳を見学することができてよかった。ただ残念だったのは、本日の目的がボランティア活動だったのでコンデジを携帯していなかったこと。スマホのカメラ機能で撮影したが、ズーム機能をフットワークで肩がわりできない場所だったのでなかなか難しかった。