2010年04月03日(土) 斎宮、小俣めぐり(自転車)
今日は旧伊勢街道を北西へ向かい斎宮めぐりへと出かけた。前回と同じコースで巡るため、まずは斎宮駅へ向かった。
斎宮駅前を右(駅から出たら左)へ向かい、突き当たり左にある踏切を渡る。
いつきのみや歴史体験館が目の前にある。
体験館の隣には、広大な斎宮跡の一部を利用したミニチュア斎宮が展示されている。
一部を切り出すと思わずタイムスリップしそうだ。
また、体験館の裏では、蹴鞠なども体験できる。
体験館をでて、先へ進むと斎宮跡の表示板がある。
さらに進み、左折すると「歴史の道」の案内板があり、その先には斎宮歴史博物館がある。
博物館前の十字路を右折するとその先はかなりの狭い道になる。車は対面通行できない。
細い道をしばらく走ると建物の切れ目から次のような光景が広がっている。
家並みを抜けると変則な十字路、いや右奥方向の道路も加えると五叉路にでる。ここを左折する。
林を抜け右へカーブすると、道路がまっすぐ走っている。前回歩いた時はかなり長く感じた所だ。
左側に須田公民館を見て、さらに進んだ。
しばらくすると左手に、織殿神社が見えてくる。
さらにまっすぐ進むと、橋がある。
先に見える交差点を左折すると、右手の奥の方に社叢が見える。これが神服織機殿神社である
見えているが、まっすぐたどり着ける道はないので、左側からの大回りとなる。
しばらく走ると、コミュニティバスの「保津」停留所が現れる。この角を右折した。
その先には大木が見える。
天香山神社である。
さらに進むと、見える見える。まっすぐ目の前に神服織機殿神社の社叢がぐんぐん近づいてくる。
ここが神服織機殿神社(所管社)である。
鳥居の前に次のような車止めらしきものが2個置かれていた。切りかけがあり、どうも持ち手に見えたので上にあげて見たところ軽く移動できた。今は和、完成した妙(にぎたえ:絹)を車で運ぶそうなので、その時のために移動式になっているのか。
参道を進むと右手奥に、明るく開けた空間が現れる。参道が樹木に被われていて暗いのとは正反対だ。今日は特に天気が良かったため、このコントラストが大きかった。
鳥居をくぐると正面に機殿がある。前回のめぐりで教えてもらった通り、左隣にある神服織機殿神社の前まで移動した。
社殿はほぼ南を向いている。
神服織機殿神社で拝んだのち、左を向くと神服織機殿神社八社のうちの二社が御座す。実は神服織機殿神社の御垣内にも神服織機殿神社八社のうちの二社が御座す。
さらに、ここで振り返ると、神服織機殿神社八社のうちの四社が御座す。
ただし、一社だけは向きが異なる。機殿の向きを向いている。どんな意味があるのかまだ不明である。
参道に日は差し込むもののかなり暗い。
神服織機殿神社を後にして、室垣不知元神社の近くから振り返った。
神麻続機殿神社へ向かう道を右へ入ると室垣不知元神社がある。
先の道へ戻り、神麻続機殿神社を目指すとY字路に出会う。ここを右には入り集落の中を進む。
突き当たりを左へ行けば、神麻続機殿神社へのルートであるが、今回は大國玉神社に寄るためそこを右折した。その先の右手に御座す。
倒れそうな大樹の転倒防止のためか、補強されていた。そういえば、木の搬送のため交通止めの看板があったような?(おぼろげな記憶)
元のルートに戻り、先ほど右折した場所を過ぎてすぐに右へ曲がると、右左のクランクがあり、そこを過ぎると多数のビニルハウスが現れる。その先には、神麻続機殿神社の社叢が見える。これで目標を見失うことはない。
道なりに進みと右手遠方に、櫛田川の堤防が見える。
さらに進むと左手に用水路、さらに進むと社叢の脇を水路が流れている。
社叢を右へ回り込むと正面に出る。
ここが、神麻続機殿神社(所管社)である。ここでは、荒妙(あらたえ: 麻)が織られる。
参道を進むと、前方に空間が広がっている。
鳥居の手前の部分は多くの苔に被われている。
鳥居の右手には大樹が、鳥居の正面には機殿がある。
鳥居をくぐり、神麻続機殿神社の前へ移動した。
この社殿もほぼ南面している。
左を向くと、末社八所のうちの二社が御座す。
神麻続機殿神社の御垣内にも二社あることを思いだし、確認してみた。
先ほどの二社の対面には、大樹越しに、四社を確認できる。
しかし、神服織機殿神社とは配置が異なる。ここでは、四社が横一列に整然と並んでいる。
機殿に興味が沸いたので、少し調べてみた。殿の形状は、皇大神宮の御正殿と同じである。(多分。なにせ、御正殿を自分の目で見たことがないので・・・)
屋根が金網で保護されているのだろうか?
神麻続機殿神社を出て、すぐ近くにある須賀神社によった。
さらに、須賀神社から櫛田川の堤防へ出た。
堤防を少し走り、左手へ下りる道を駆け下りた。
さらに進むと水路があるのでその脇を通り、突き当たりを左へ曲がり次の十字路を右へと進んだ。
途中2車線の道路を横断し、まっすぐ進むと踏切が現れ、右手に漕代駅がある。さらに進みと旧参宮街道にぶつかるので、左折してしばらくすると斎宮駅へ到着する。
ただし、今回は自転車で帰るので、途中のめぐりにも寄っていくことにした。最初は田丸へ行こうと考えたが、風は強く吹き始めたので、前回の田丸めぐりの悪夢(風で飛ばされそうになった)を思いだした。そこで、田丸は断念し、今日は小俣めぐりでしめることにした。
斎宮から伊勢に戻る途中、すぐの所に竹神社がある。
神宮遥拝所が設けられている。
竹神社をでてしばらく走ると、次の看板を見つけた。とにかく、看板にしたがい、右にハンドルを切ってしまった。
最初は施設の脇をとおり、さらには林の中を走った。結局、どの道が斎王の参考古道か分からないまま、林を抜けてしまった。
引き返すのは嫌だったので、川の流れと勘で左へ向けて走った。
まったく予定していない神社が右手に現れてきた。明星神社である。
明星神社で参拝を終えて、さらに自転車を走らせると右手の方に見覚えのある風景が現れた。大仏山公園の裏側の道路の取り付きである。
とにかく走り、大仏山公園まで走った。やっとここで休憩兼昼食となった。例のとおり、おにぎりである。これがうまいこと!
さあ、これからがめぐりの第二弾である。小俣めぐりの3社のうち、湯田神社と小俣神社に参ることとして走り出した。
湯田神社へ向かう途中、裏道を通ったところ有田神社が目に入った。特に桜が咲いており、これはこれはと自転車を駐め、参拝した。
有田神社を後に、近くにある湯田神社(摂社)へ向かった。
社殿は南向きである。
隣の御敷地には御垣を建てるためなのか敷石が綺麗に列べてあった。以前、摂社や末社は遷宮しないと聞いたが・・・、確認が必要だ。
また、湯田神社にも禁殺生石が有る。
湯田神社から、本日最後の小俣神社へやってきた。
社殿はほぼ南向きで有る。
隣に八柱神社があるので、参拝した。
以上で、本日のめぐりは終了した。
宮川堤で桜が満開のようなので、花見(飲食なしの純粋な花見)をしてから帰宅することにした。
また、渡しの跡 の案内板が宮川橋の右岸にあった。
以上で完全に終了し、帰路に空いた。移動中は時間がすぐに過ぎてしまったが、まとめるとかなり盛りだくさんであったことを実感した。