2011年07月28日(木) 採鹹作業終了(御塩浜) (車)
今日で採鹹作業が終了すると聞いていたので、採鹹の状況を確認するために御塩浜を訪れた。
先日と同様に、8時頃に到着したが、作業が開始される様子がなかった。浜小屋の前で尋ねると「昨日で終了した。」とのこと。今日は鹹水が詰まった樽が御塩殿の裏にある御塩汲入所へ運び入れられるそうだ。
【参考】
- 2011年07月25日 採鹹作業(御塩浜)
- 2011年07月24日 御塩浜と御塩焼所ほか(御塩殿神社)
- 2011年07月23日 御塩汲入所、御塩焼所ほか(御塩殿神社)
そして、明日 7月29日から鹹水が御塩焼所で焚き上げられ、荒塩が作られる。今年は29日と30日とのこと。
その後、俵装された荒塩は御塩殿裏の御塩倉に収められ、年に二回、十月と三月の御塩焼固に供される。
【参考】
- 2011年03月07日 御塩焼固(2011年03月)
- 2010年10月09日 御塩焼固(みしおやきがため)
こちらが今年の鹹水だ。
全部で15本の四斗樽。例年だと約30本、多い年で40本くらいだとのこと。今年は台風6号の影響で例年の半分だ。
前方に目を向けると御塩浜は均され、沼井の周辺も平らになっていた。
作業が終了した浜を背景に、なぜか黒木鳥居の榊がやけに瑞々しく感じられた。
私は今日も出勤前なので、後ろ髪をひかれつつも御塩浜を後にした。いつかはすべての工程を拝見したいものだ。
五十鈴川の右岸まで移動し、御塩樋管から海水が引き込まれる桝を覗き込むと
今日はフラップが閉じられていて、御塩浜へは海水が流れないようになっていた。
別の角度で御塩浜を眺めて、パチリ。
確かに沼井の周囲も均されている。
ここ数日間、頻繁に訪れた御塩浜に背を向けると、五十鈴川の上流および
下流に目を向け、
最後にもう一度だけ御塩浜を眺め、お別れした。採鹹作業は一年後だが機会があれば四季の変化も追いかけてみよう。
【 最近の御塩浜訪問記録 】
- 2011年07月28日 採鹹作業終了(御塩浜)
- 2011年07月25日 採鹹作業(御塩浜)
- 2011年07月24日 御塩浜と御塩焼所ほか(御塩殿神社)
- 2011年07月23日 御塩浜(採鹹中?)
- 2011年07月03日 採鹹準備中の御塩浜
- 2011年06月24日 日の出(夫婦岩、御塩殿、御塩浜)
- 2011年01月22日 近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第1回 二見7社)
- 2010年12月04日 御塩浜
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