2011年09月10日(土) 志摩市立磯部郷土資料館(再訪) (車、徒歩)
先日、近鉄 お伊勢さん125社めぐり(第8回磯部・鳥羽7社) で志摩市立磯部郷土資料館を訪問したが、その際に撮影した画像の中に「近世以前の土木遺産」の対象である「小的矢の日和山の方位石」および「大的矢の日和山の方位石」等があるとの連絡を岡山大学大学院教授である馬場さんより頂いた。(【参考】 「近世以前の土木遺産」サイトへの画像データの提供 より画像データを提供中)
あまり気合を入れずに撮影していたので、方位石には透明なカバーがかけられた状態だった。できれば、カバーを外した状態で撮影したいし、元々設置されていた場所へも行ってみたいと思いで家をでた。まずは、磯部郷土資料館で再調査。
天の岩戸へ立ち寄った後、磯部郷土資料館へ到着すると、
まず最初に、資料集「磯部の道標と町石地蔵」を購入しようとしたところ、売り切れだった。コピーしていただけるとのことだったので、早速お願いした。本来の資料は製本されているが、500円、コピーは一枚10円×12枚=120円だった。何か得した気分。その表紙はこれだ。
続いて、資料館の外にある方位石等を撮影に出た。その際、資料館の方に方位石のカバーを外す許可を得た。
まずは、道標関係をパチリ、パチリ・・。
※ 画像の見出しの「画像()・・」の()内の数字は、「磯部の道標と町石地蔵」に示されている道標の番号。
そしてこちらが主目的の方位石(たち)。
透明なカバーを取り外すと、
これだ。
こちらが、小的矢の日和山の方位石。
そして、こちらが大的矢の日和山の方位石。(ただし、大的矢の方位石については、これよりも古いものが発見されているそうで、資料館の二階に展示されている。(後述))
再度、両方をパチリ。
屋外での撮影を終えて資料館の二階へ上がると、階段の先には御神田(おみた)の展示があり、その他多数が展示されている。
まず、注目したのがこちら。ここにも道標があった。
さらに、ガラスケースに覆われて特別扱いになっている展示がこちら。
説明には「大的矢日和山の先代の方位石」とある。先ほど屋外で確認した方位石よりも前の(古い)もの?
ガラス越しに撮影を始めたがなかなかうまく撮影できない。
ここでも資料館の方に無理なお願いをして、ガラスケースを外してもらった。こちらはガラスだけありかなり重く、係の方と私の二人で取り外した。(ありがとうございました。感謝です。) そしてパチリ・・。
他にも鬼瓦があったので、パチリ・・。
一階へ戻り、資料館の方にお礼を述べ、資料館を出ようとすると入口のスペースにも道標が置かれていた。ここでも3種類をパチリ・・。
この後は、別の道標を探しながら的矢の日和山を目指した。
【 20110910 の記録 】
- 天の岩戸(志摩市磯部町恵利原)
- 志摩市立磯部郷土資料館(再訪)
- 的矢の日和山散策