2011年11月23日(水) 競漕(二船祭) (車、徒歩)
ついに競漕が開始された。
最初に里谷の船が海に入った。
海上から里谷の船の全員が海間谷の船を待っていた。
しばらくすると海間谷の船も海へ入った。
これで二隻の船が海に入り、競漕の準備が整った。
【競漕(1回目)】
海上のスタートライン付近まで船が進められたが、
しばらくはその辺で回遊していた。行ったり、来たり、ウォーミングアップだろうか?
船首が揃って浜を向くと一回目の競漕が開始された。
力一杯に櫂が漕がれると
船はどんどん浜へと近づいてきた。
そろそろゴール、その直前で両船はそれぞれ左右へ舵をとり海上へと戻って行った。
【競漕(2回目)】
里谷は左側へ、
海間谷が右側へ。
二隻は再び海上へ。
2回目は前の浜の右手からパチリ。奥に見えるのは鎧崎。
またまた浜の直前でUターン。
堤防には見学者、いや声援を送る応援団の姿が。
【競漕(3回目)】
3回目も場所を変え、今度は鎧崎側から海の中の生簀の縁からパチリ。
パチリ。
【競漕(4回目)】
4回目もこの場所から。
海上ではしばらく休憩か? かなり体力が消耗している様子だった。寒さと3回の競漕。
すると
気合を入れるためか、潮掛けが始まった。
漕ぎながらも潮掛けだ。
「そーれ・・・」
しかし、漕ぎ手は必死の形相だ。
ここでもゴールせずにUターンするはずだったが、
里谷の船が座礁?した。浜から二人の男性が登場し、船を海へと押し返した。
彼らは膝上まで海に浸かっても晴れやかな表情だった。
この頃になると応援団の数も増えてきた。そろそろ決着の時が近づいているのだろう。
【競漕(5回目)】
5回目はコンデジの録画機能で動画を撮影した。
これ。
決着したように見えたが、「もう一回」の声がかかり、6回目へ。
【競漕(6回目)】
力強い漕ぎで両船が浜へと迫ってきた。
里谷がリード。
ついに決着した。
里谷が勝った。今年はボラが大漁だ。
乗り手はかなり消耗しているようで
船から降りる際はふらついていた。
競漕も見ものだったが、この後も見ものだ。伝統を守る国崎のエネルギーを見た気がした。
実は競漕直後に船を片付けて、浜を元に戻したのだ。
船が海から引き上げられた。
この辺なら今朝置かれていた場所だ。
いやいやこれからが見ものだった。さらに上へ引き上げると
ここでは終わらない。
道路を越えてさらに上へ、
上へ・・・
ここまで引き上げられた。
さらに、もう一隻も同様に
引き上げられた。
その間に競漕に参加した漕ぎ手は小休止、
着替えに小屋へと向かった。
先ほどの二船が気になったので斜面の最上部へ向かうと、船尾は海に向けられ
今にも出向できそうな体勢になっていた。
前の浜へ戻ると日常の雰囲気を取り戻していた。
【 20111123の記録 】
- 二船祭見学のために国崎(くざき)へ
- 海士潜女神社(あまかずきめ)
- 二船祭、勤労感謝祭ほか(海士潜女神社)
→ 鎧崎散策(神宮御料鰒調製所、鎧崎灯台ほか)
→ 国崎漁港周辺 - 競漕前の垢離とりほか(二船祭)
- 競漕(二船祭)
【参考リンク】
国崎町内会のホームページ
伊勢神宮献上熨斗鮑の里-三重県鳥羽市国崎町町内会
三重県のインターネット放送局(シゲ、垢離とりなど競漕以外の情報も満載)
二船祭:鳥羽市