2012年01月02日(月) 日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい) (車、徒歩)
初詣(外宮)の途中、日別朝夕大御饌祭に遭遇した。ここ2年間、外宮へはかなり足を運んだがいままで拝観したことはなかった。
外宮北御門参道の忌火屋殿前庭付近から
御正宮の板垣の東北隅に位置するのが御饌殿。
日別朝夕大御饌祭については伊勢神宮のホームページに次の解説がある。
また、矢野憲一「伊勢神宮の衣食住」(角川ソフィア文庫)のp.114以降「神々の食堂 ー 御饌殿(みけでん)」には、次の文章で始まる詳細な説明がある。
神宮では一年三百六十五日、雨の日も風の日も一日も欠かすことなく、外宮の御饌殿(みけでん)で朝夕二度の御饌をお供えするお祭りがある。これを日別朝夕大御饌祭というが、古くは朝御饌(あしたのみけ)・夕御饌(ゆうべのみけ)といい、あるいは常典(じょうてん)御饌、またはそれを略して常典とか御饌という。 以下、略
衛士に撮影可能な場所を確認した上で、忌火屋殿への入口付近でしばらく待機していると斎館からの参進の姿が見えた。
衛士が先導して三名の神職が一列にて
北御門参道を横切っていった。
最後尾の神職は御饌殿の御鑰(みかぎ)を手にして。
祭員が忌火屋殿前庭の祓所へ入ると
辛櫃に準備されていた神饌が御塩で祓われた。
さらに、御鑰(みかぎ)も御塩でのお祓いを受けていた。
(おそらく、祭員もお祓いを受けたのだろう)
準備が整うと辛櫃とともに御饌殿へと向かわれた。
【 20120102の記録 】
- 初詣(外宮)
→ 日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)
→ 休憩舎(せんぐう館)の一時開放 - 初詣(茜社)