2012年02月19日(日) 獅子頭神事(田丸神社) (車、徒歩)
定刻の9時になると社務所前から参進が始まり、石階の上にある祓所へと進み、
祭員が位置に着いた。(下の画像は参進の途中で、全祭員ではない。)
まず、大幣と御塩が拝殿へ向かい修祓を済ませると、祓所では宮司以下全祭員が修祓を受けた。(私も修祓を受けた。)
大幣と
御塩にて。
修祓が終了すると本殿前への参進が再開された。
最初に瑞垣御門の御幌が外された。
そして、宮司一拝。
その後、御鑰と御匙が宮司に手渡されると
本殿の御扉が開かれた。
続いて、献饌の儀となった。
最後に獅子頭に供えられた御神酒の蓋が外された。
この後、宮司による祝詞奏上。私も頭を下げていたところ、
獅子頭を手にした舞手が私の横を通り過ぎた。祝詞奏上が終わってから舞うのだろうと思っていたら、祝詞の途中で、舞の演奏が始まった。
思わず頭を上げて、獅子舞いに近づいた。(この状況では神様も許してくれるだろう。)
この神事では祝詞とともに切り祓うのだろうか? 最初から御刀を手にして舞い始めた。
途中からであるが、動画、
左手に持ったコンデジで動画を撮りながら、右手で写真を撮るという欲張りなことをしてしまったので、どっちつかずなものになってしまった。
動画機能を止めて、パチリ・・・
御刀を持っているのにかなり激しい舞いが続いた。
御刀を納め、
うつ伏せになると
舞手が抜けだし、
獅子頭だけが残された。
御頭をパチリ。
パチリ。
少し高いところからもパチリ。私の他にもカメラマンが数名いた。それにITVがビデオを回していた。
俯瞰してパチリ。
さらに高いところからパチリ。獅子頭と対峙しているカメラマン。ちょっと緊張感が感じられた。思わずパチリ。
獅子頭の撮影を終えて拝殿前まで戻ると神事はすでに玉串奉奠となっていた。どうもこの前に楽が奏されたようだった。
先ほどの舞手の方々の玉串奉奠をパチリ。
玉串奉奠が終了すると撤饌の儀にて神饌が下げられた。そして、宮司により御扉が閉じられると
瑞垣御門の御幌が戻された。
最後に宮司のお言葉があり、獅子頭神事は終了した。
この後、祭員は個々の退下となった。
獅子頭もこのあとの各拠点での舞いに出発するため立ち上がり、
石階を下った。
さすがに獅子頭を身につけて階段を下りるのは大変そうだった。
このまま歩いて回るのかと思っていたら、この獅子頭だけが会所にて舞いを披露するそうで、車での移動になるとのことだった。ただし、神前に置かれていた他の獅子頭は舞わないが地域の各家を一軒ずつ順番に回るそうだ。
今日のところはこの後の予定が分からないので引き上げることとし、来年は事前に調査の上、巡幸やこの後の神事にも同行しようと思った。
と決意したところで宮司が戻られた。
そして私は田丸神社を後にした。
【 20120219 の記録 】
- 田丸城址
- 獅子頭神事の準備ほか(田丸神社)
- 獅子頭神事(田丸神社)