2012年04月07日(土) お伊勢さん125社 宮川めぐり、外宮めぐり (徒歩)
式年遷宮記念せんぐう館の開館とそれに関連した行事を一通り体験した後、桜の花を楽しみながらお伊勢さん125社を巡るため外宮を後にした。
まずは、外宮近くのNTT西日本 伊勢志摩ビル前で桜の花をパチリ。かなり傾斜した幹だが、よく倒れないで持ちこたえているものだ。二脚鳥居などの支柱がなくても大丈夫?
この後、伊勢市立伊勢図書館の前に御座す坂社および伊勢上座蛭子社にお参りしてから志等美神社等が御座す上社へ向かった。
途中、天神丘トンネルの手前でカラフルなパンジーに囲まれた石を見かけた。この石は何だろう? ただの石では無さそうがし・・・
トンネルをくぐりとすぐの信号を右折した。初めての道だったので裏道をうろうろしながら上社へ到着した。
上社の鳥居をくぐると同じ境内に「志等美神社、大河内神社、打懸神社」が御座す。上社への参道への鳥居の右手には石垣の入口があり、こちらが神宮125社への参道だ。ここには奥と手前の二ヶ所に玉垣があり、奥の玉垣の中には志等美神社と大河内神社の殿舎が二宇建ち、手前の玉垣内には打懸神社の殿舎が建つ。
参道を奥まで進み、振り返ってパチリ。
まずは、同じ玉垣にある志等美神社と大河内神社にお参りした。
立札によると、左側が志等美神社、右側が大河内神社だ。社格はともに摂社で殿舎の大きさ、形状に変わりはなさそうだ。
続いて、入口側へ戻り、
打懸神社にお参りした。
この後、上社にお参りした後、宮川堤で桜の花を楽しんでから桜の渡し跡に立ち寄ってから、草奈伎神社、大間国生神社を目指した。
桜の渡し跡の案内板がある脇の道(宮川橋から続く)をまっすぐに歩くと次の高架と交差する。昨年も工事中であったが、しばらくすると開通すると聞いた。
【参考】 地方特定道路整備事業費(街路事業費)(伊勢南北幹線道路秋葉山高向線)
高架をくぐりしばらくすると左手に次の道標が建っている。
先ほどの高架が見える場所だ。
茶屋町(常磐町)の道標とある。
「伊勢市の石造遺物めぐり」に関連した記録では伊勢市教育委員会が発行した 「市制80周年記念出版 伊勢市の石造遺物」を参考にめぐるので、画像データの見出しには()内に本書籍内での管理番号を付与した。
道標を背にして、JR山田上口駅へ向かい、
無人の駅構内へ入ってみた。JR参宮線にはこのような無人駅が多い。
駅舎から出るとその前にはクスノキ並木が延びている。
その手前側には、「平清盛幕張松古蹟」の石柱が建ち、
その裏側には、「世古善兵衛 建之・・」と刻されている。
草奈伎神社、大間国生神社へ向かう途中、振り返ってJR山田上口駅をパチリ。
このタバコ屋さんの角を入ると先に見える社叢が草奈伎神社、大間国生神社だ。
石垣の間を進むと
正面には石垣の蕃塀がある。
向かって左側には草奈伎神社、
右側には、大間国生神社。
まずは、外宮の第一摂社である草奈伎神社へお参りした。
続いて、大間国生神社へ
こちらでは玉垣の中に二宇の殿舎が建っている。ただし、神社名は一つ。実は祭神が大若子命(おおわかこのみこと)と乙若子命(おとわかこのみこと)の二柱でこの地方(大間広)の国土生成の神だ。皇大神宮の御鎮座に際して大きな功績があり、度会氏の祖でもあるそうだ。
そして、向かって左側が大間社(祭神、大若子命)、右側が国生社(祭神、乙若子命)と聞く。
参拝を終えると
草奈伎神社、大間国生神社を後にして、この近所の清野井庭神社へ向かった。
清野井庭神社へ向かう道路が舗装工事中で通行止めとなっていたため、
清之井公園側から迂回した。
こちらが、清野井庭神社。
社叢へ入ると造園屋さんが枝打ち作業をしていた。
なるべく邪魔にならないようにお参りした。
こちらは払われた枝を載せたダンプだ。
これで、宮川めぐりの半分ほどが終了。
あとは、近鉄宮町駅を経由して帰宅ルートにある宇須乃野神社(縣神社を同座)へ向かった。
御薗町高向の細い路地を選びながら進むと前方には宇須乃野神社のクスノキが・・・
そして、社叢に吸い込まれるように
宇須乃野神社の鳥居をくぐった。
お参りしてから木漏れ日を楽しんだ。
社域を出ようとすると
立札の周囲が気になった。生垣がかなり綺麗にカットされていた。
宇須乃野神社を後にすると一度振り返ってクスノキの巨大さを再確認してから
高向大社へ向かった。
【 20120407の記録 】
- せんぐう館開館奉祝 外宮奉納
- 外宮奉納見学の後で、外宮めぐり
→ 式年遷宮記念せんぐう館開館、勾玉池 - せんぐう館開館奉祝 伊勢楽市と外宮参道
- 「伊勢神話への旅」宮澤正明写真展
- せんぐう館開館奉祝 外宮奉納市
- お伊勢さん125社 宮川めぐり、外宮めぐり
→ 坂社、伊勢上座蛭子社
→ 上社
→ 桜(宮川堤)、桜の渡し - 高向大社
- 御薗神社、大水神社
- 桜(御薗橋跡付近)