2012年04月08日(日) 郷土の偉人三人展(村山龍平記念館) (車、徒歩)
桜(田丸城址) を終えると村山龍平記念館に立ち寄った。
入口の手前には、「郷土の偉人三人展」とあり、
- 新聞王 村山龍平翁
- 真珠王 御木本幸吉翁
- 医薬王 小林政太郎翁
の三人の名前が・・・
早速、記念館へ入り、中央の階段を上るとその正面には村山龍平翁の銅像が建てられている。
受付で記帳すると展示室へ入った。最初の展示はオブラートを発見、発明し大量生産を実現した医者である医薬翁の小林政太郎翁に関するものだった。
また、千葉に住む小林政太郎翁のお孫さんは玉城へ来られて来訪者一人一人に丁寧に説明されていた。
こちらは、オブラートを発見する立役者となった鉄瓶だ。
小林政太郎翁は大正12年に世界一周旅行に参加したそうで
その時のメモと
紀行文が残されている。
また、お孫さんはこの紀行文に写真を追加して復刻版を発行されたとのこと。(下の写真の右側の本)
さらに、こちらは百五銀行の頭取であり陶芸家であった川喜田半泥子から小林政太郎翁へ宛てた書簡。
その他、さまざまな展示の中
こちらの掛け軸の書は御木本幸吉翁のものだが、サインが洒落ている。御木本◎。◎の部分は真珠の養殖に利用されるアコヤガイを表しているそうだ。
さらに、こちらは村山龍平翁から小林政太郎翁への書簡。
これだけでも、「郷土の偉人三人展」の主人公である新聞王 村山龍平翁、真珠王 御木本幸吉翁、医薬王 小林政太郎翁に加え、川喜田半泥子も登場している。
これだけでも十分のようだが、小林政太郎翁の展示の先には御木本幸吉翁に関する展示があった。
御木本幸吉翁 愛用の「矢立」、
御木本幸吉翁 愛用の「扇」ほか
中でも貴重のものは、 発明王エジソンからの手紙だろう。
また、小林政太郎翁から御木本幸吉翁への手紙も展示されていた。
御木本幸吉翁に関するその他の展示や
常設されている村山龍平翁の展示があった。
偉大な三名や半泥子に思いを馳せながら村山龍平記念館を後にした。なお、記念館の奥に建つ奥書院で「抹茶のふるまい」が実施されていることを先の受付で聞いていたので、今日も抹茶をいただくことにした。
旧三の丸奥書院へ向かうため、記念館前の案内に従って記念館の左手を壁伝いに歩いた。
【 20120408の記録 】
- 桜(田丸城址)
→ 田丸神社 - 郷土の偉人三人展(村山龍平記念館)
- 田丸城址旧三の丸御殿奥書院(復元)と「お抹茶」の振る舞い
- 蒸気機関車C58414と腕木式出発信号機
- 桜(有田神社)