2012年04月14日(土) 御杖神社 (車、徒歩)
三多気の桜を見学してから、道の駅 御杖、姫石(ひめし)の湯に立ち寄りトイレ休憩を終えると、国道369号線を走り始めた。長い坂道を下ると「式内社 御杖神社」の案内板を見つけ、ここを左折した。
神末川に沿って走り、突き当たりの橋を渡った時点で道に迷ってしまったが、車のナビに助けられてそれほど苦労なく御杖神社へたどり着けた。
以前、ガソリンスタンドであったと思われる場所が「御杖神社駐車場」となっていたので、そこに車を駐めてお参りした。
この路地を入ると
神末川が流れる側に鳥居が見えた。
なお、生垣に埋め込まれたように御杖神社の社標も見える。
こちらが神末川で、
鳥居の前あたりが堰になっている。
周囲の雰囲気を楽しんでから杉の高木が立ち並ぶ境内へと進んだ。
まずは左手に手水舎で心身を清めた。手水舎も高木に挟まれている。
参道へ戻り、空を見上げてパチリ。「あっ、雨粒が落ちてきた。」
鳥居をくぐると前方には拝殿が見える。
拝殿の前には御神木が祀られている。
早速、拝殿へ向かい
お参りした。
賽銭箱の上には次の資料が置かれていたので、いただいた。写真入りでしかも漢字にはふりがなが付けられている。綺麗で分かりやすい資料だ。格式ばった由緒書きも趣きがあるが、A4用紙のこの資料は一覧で分かりやすくありがたい。
そして、拝殿の前に
そびえ立つ杉の高木の脇には
次の立札があった。
御神木
上津江杉
樹齢六百年幹周り六メートル
室町将軍足利義満公の時世に植えられたと伝えられています
そして、拝殿の右手へ回り込むと
奥には境内神社が祀られている。
境内神社でお参りを済ませてから戻る途中、本殿の石垣の上にも
常夜燈が見えた。
これらの二基で、こちらは延宝四年。
そして、この場所から拝殿の奥をパチリ。
先ほどの御神木まで戻ると
その左手には参集殿があるが、この建物の前面には屋根部分に舞台のようなスペースが準備されその左手には階段がある。「太鼓台担手御芳名」の木札が掛けられているのでこれに関連するのだろうが・・・
ここでも疑問を抱えつつ、御杖神社を後にした。
駐車場へ戻ると、隅にある建物(元はガソリンスタンドの事務所だと思われる)の入口に次の掲示があった。「神末祭太鼓台奉納」、ただし、これは昨年のものだった。
建物の扉を開き、中へ入ると多数の写真の他、立臼が展示されており
この説明書きと
石つき唄の歌詞が書かれた額が置かれていた。
また、「伊勢本街道」の提灯も展示されていた。
私は、御杖神社を後にして、途中で見つけた常夜燈へと向かった。
【参考】 街道の常夜燈ほか
【 20120414の記録 】
- 三多気(みたけ)の桜
→ 会式、御餅つき(真福院) - 街道の常夜燈ほか
- 道の駅 御杖、姫石(ひめし)の湯
- 御杖神社
- 幡須神社
- 仲山神社と石造六地蔵(美杉町八知)
- 竹原神社(美杉町竹原)
- 桜と雲出川(リバーパーク真見)
- 白山比咩神社(白山町川口)