2012年04月15日(日) 一時公開(国史跡 旧豊宮崎文庫)、オヤネザクラ (徒歩)
本日の主目的である国史跡 旧豊宮崎文庫でのオヤネザクラの見学。いろいろと寄り道しながらやっと旧豊宮崎文庫へたどり着いた。
オヤネザクラを見学できるように先週と今週の土日だけ特別に一時公開されていた。
まずは御木本道路とは逆側の表門をパチリ。
門は補修されるのだろうか? 扉が無く、土壁が落ち、柱だけになっていた。
左からもパチリ。
桜は満開の時期を過ぎ、かなり葉っぱが目立っていた。
御木本道路側へ回ると、とても驚いた。郷土資料館の建物が壊され、更地になっていた。
【参考】 閉館前は、 【閉館】伊勢市立郷土資料館
こちらの扉にも
開園日時が記されていた。
国史跡 旧豊宮崎文庫側の入口へ向かうと、その前にはこの立看板があった。
後半部をよく見ると白いテープで文字が消されていた。「ご入場は、郷土資料館の裏手にお回りください。」の文章だ。ということは、伊勢市立郷土資料館が建っていた時にこの看板は使われていた。つまり、少なくとも去年も公開されたのだろう。
そんなことを考えながら、初めて国史跡 旧豊宮崎文庫の敷地へ入った。
左手には郷土資料館の跡地、右手に旧豊宮崎文庫の敷地が広がっている。
まずは、入口近くの道標をパチリ。「右 豊宮﨑文庫」
そして、視線を右側に
左側に、
そして、中央に・・
中央付近には「文庫跡」の標石が建っている。
そして、その左手にはフェンスの中で保護されている「オヤネザクラ」の木が立っている。いや、横たわっている?
その前にはこの立札。
市指定天然記念物
オヤネザクラ
(お屋根桜)
由来・豊宮崎文庫創設のとき、その主唱者の一人出口延佳の家の屋根に生えた苗を移植したとも、外宮古殿の屋根に生えたサクラとも言われる。
特徴・ヤマザクラの新種で花は始めから白く五弁。花梗とめしべの下部に毛がある。
伊勢市教育委員会
この姿を見ると、新開臥龍梅公園の古木を思い出した。
【参考】 臥龍梅 梅祭(伊勢市御薗町新開)
そして、さらにその左手では、土塀に寄りかかる木が一本。瓦を押し割っている。
これは、完全にもたれかかっている?
そして、表門の内側は見ると
確かに土壁の土が落ちている。
これから改修されることだろう。
私たちが帰る頃には、新たに見学者が増えていた。
【 20120415の記録 】
- 臥龍梅(伊勢市御薗町新開)- 梅まつりの六週間後(2012)
- 桜(桧尻川)
- 河崎の環濠遺跡
- さくら種月(うづき)外宮さん参り
- 一時公開(国史跡 旧豊宮崎文庫)、オヤネザクラ
- 駅舎の壁面塗り替え? (JR伊勢市駅)