2012年06月23日(土) 神宮徴古館と倭姫宮 (車、徒歩)
皇學館大学にて「古文書を読もう」の講座が開催され、自由に参加できるようそうなので参加することにした。少し早く到着ので、神宮徴古館の前庭を通り抜け、倭姫宮へお参りした。
まずは、神宮徴古館の正面にてパチリ。
その前には水草?
ここだ。
石段を下り、さらにパチリ。
石段の左手には出入口が見える。
建物から離れるように前庭を進み、振り返ってパチリ、
パチリ。今日は中途半端な時間しかなかったので、徴古館には再訪しよう。
すぐ近くには倭姫宮の裏参道への入口(いや、からの出口)がある。
実は、先日の公民館講座「伊勢の大神宮と二見」にて講師の岡田教授が話されたことを思い出した。概要は次の通り、
「倭姫宮には長い参道と短い参道があり、最近では短い参道を利用する参拝者が多いが、本来は黒門の前から谷筋に沿って遠回りする長い参道を進み、徐々に近づいてゆくのが修行であった。苦労しながら神に近づく・・・」
と。
【参考】 伊勢市の公民館講座(2012年度前期)の受講証到着
そのことを意識しつつもお参り後に黒門側へ出ようと思ったため、裏参道へ入ってしまった。
短い参道を進むと宿衛舎の先にある手水舎にて心身を清め、右手の参道を進むと
祓所の奥に
倭姫宮。参拝。私の他にも数組の参拝者がいた。
内宮や外宮では式年遷宮の準備が着々と進められているが、ここでは正殿右手の新御敷地にも式年遷宮を予感させる変化は見られない。ただ、気になる点が一点。中央の覆屋を囲うように黒っぽい石が並べられている。これらは以前から配置されているものだが、
左にも、
右にも。位置から考えると瑞垣の礎石か?
新しく建てられる瑞垣を想像しつつも皇學館大学へ向かうために表参道を進んだ。石階を下ってから振り返りパチリ。
谷筋の緩やかな参道は外界を感じつつも閉ざされた感覚になる微妙な空間だ。
所々の日差しが眩しい。
鳥居まで進むと、
その先には黒門(神宮文庫の表門、旧御師福島みさき大夫の邸門)が見える。
「古文書を読もう」の講座を受講するため、黒門をくぐり皇學館大学へと向かった。
【 20120623の記録 】
- 神宮徴古館と倭姫宮
- 公開講座「古文書を読もう」(皇學館大学)