2012年07月19日(木) 御塩殿神社 (車、徒歩)
採鹹作業を拝観するために御塩浜へ向かったが、作業がまだ始まっていなかったため、先に御塩殿神社へお参りすることにした。
道路側の鳥居をくぐると「御塩焼固」にて堅塩を奉製されている喜多井さんが清掃されていた。日課だそうだ。最近、暑さが増しているので大変そうだ。(感謝)
今日は喜多井さんから2つの情報をいただいた。
(1)御塩焼所での荒塩作りは7月28日の夜から4日間、つまり、8月1日の朝まで実施する予定とのこと。(ただし、採鹹作業は天候に左右されるため、御塩焼所での作業日程はずれる可能性がある)
(2)後述するが、御塩殿神社の裏手にある御塩焼所、御塩汲入所へ通じる砂道の表面にはいつも風紋のような筋がついているが、それは喜多井さんが毎朝竹箒で掃き清められた証だった。
参道を進むといつものように
御塩殿の前に建つ
鳥居をくぐると
御塩殿の左手にある御塩殿神社へお参りした。
その後、裏手にある御塩焼所、御塩汲入所へ向かった。御塩浜にて採鹹作業が終了すると
向かって右手にある御塩汲入所へ鹹水が運び込まれ、地面に設置された甕へ移される。その後、左手の御塩焼所の大釜で鹹水が煮詰められて、水分が抜けた荒塩となる。
こちらは、御塩汲入所の屋根。
正面へ戻る前に、二見浦の方を覗くと、
海はすでに真夏の表情を見せていた。まっ ぶしい。
御塩焼所側から御塩殿側へもどる砂道がこちら。
その表面には綺麗な筋目がついている。
さらに、ズーム。これは喜多井さんが毎朝掃き清めてくださる証だった。
感謝しつつ、足跡をつけてしまった。
空を見上げて、パチリ。
もうすぐ8時、そろそろ本日の採鹹作業が始まる御塩浜へ向かった。
【 20120719の御塩浜と御塩殿神社 】
- 採鹹作業(御塩浜)
- 御塩殿神社