2013年02月10日(日) 獅子舞前日の城田神社(伊勢市上地町) (車、徒歩)
2月11日には伊勢市および近郊で御頭神事や獅子舞が多数斎行される。
現在、私の知る限りでは、御頭神事が
- 今社(伊勢市宮町)
- 坂社[藤社を合祀](伊勢市八日市場)
- 須原大社(伊勢市一之木)
- 官舎神社(伊勢市小俣町)
で、獅子舞が
- 城田神社(伊勢市上地町)
- 一之瀬神社(度会町)
で行われる。結局は当日は山田の産土八社に数えられる今社の御頭神事に張り付いたのだが、獅子舞の下見を兼ねて城田神社にお参りしたので、その記録を留める。
県道37号の掛橋交差点から玉城IC方向へ進むと、左に社叢が見える。その社叢を周り込むように進むと城田神社の参道入口へ出る。(専用の駐車場はないようだ。)
参道を進むと
鳥居へ行き当たる。
鳥居の前に建つ常夜燈には「者若」の文字が見える。若者衆、若者仲間、若者連中などのことだろう。
鳥居をくぐると右手に由緒書きがあり、
正面には
社票が建てられている。
参道を左へ進むと左手に手水舎がある。
右手のにある定め札の先には拝殿が見えるが、
参道は境内の周囲に沿うように遠回りしている。
手水舎の前を直進し、突き当たりを右に折れるとその先はこの風景。
この突き当たりには橿原神宮遥拝所がある。
さらに橿原神宮遥拝所の前で右折すると今度は正面に拝殿が見える。最初の鳥居をくぐると
右手に伊勢神宮遥拝所。
遥拝所で遥拝を済ませた後、拝殿前の鳥居をくぐりお参りした。
拝殿にてお参りを済ませて、右手を見ると太い注連縄が置かれていた。これは獅子舞当日、先ほどくぐった鳥居に付けられるものだ。
また拝殿を出て、拝殿の右手へ進むと
獅子舞の舞場となる空間が広がり、
その先には焚物が山と積まれ、その前には竹で作られた小さな鳥居がすでに準備されていた。
獅子舞の準備はこれくらいなので、そろそろ神社を出ようとしたとき別の参道(拝殿の右側)が目に入った。そこを進むと、なんと
寳暦十三
氏神
十二月吉日」
と刻された手水石があった。1763年のものだ。
こちらの参道から城田神社の外へ出て、
周囲をぐるりと半周して元の参道へ戻ると別の敷地にある社務所を発見したのでパチリ。
今回は獅子舞を拝観することはできなかったが、藁の上で舞う獅子舞、松明に先導される獅子など見どころは満載だと思われる。来年以降ぜひ拝観したい行事だ。
無病息災・家内安全五穀豊穣を祈念して
今年も城田神社に獅子舞を奉納します。
平成31年2月11日(祝・月)
午後1時~ 柳太鼓(川端町)
午後1時30分~獅子舞(上地町)。
今年の当番は新田組・坂口組です。
だいこ(大根)だきの振る舞いがあります。
上地っこさん
情報ありがとうございます。