2013年02月16日(土) 獅子頭の田辺(たぬい)地区巡幸前の祭典(田丸神社の獅子舞) (車、徒歩)
先日、Hさんから田丸神社での獅子頭神事のことを教えていただいたので、小俣図書館から玉城町の田丸神社へ向かった。
田丸神社における今年の獅子舞神事ならびに田丸地区の獅子頭巡幸は2月17日に執り行われるが、田辺(たぬい)地区にある5ヶ所の公民館を巡る獅子頭巡幸はその前日である本日に執り行われるとのことだった。
正午前、田丸神社へ到着し、参道の左手にある手水舎にて手水を受けてから社務所へ向かった。
氏子総代の方に本日の獅子頭巡幸について尋ねたところ、快く同行を許可していただけた。また、獅子舞神事の話、さらには御遷座、神社内・祭典での所作など多くの興味深いお話を聞かせていただけた。(感謝)
本日は獅子頭巡幸に際して略式の祭典が斎行されるとのこと。祭典前の拝殿を確認するため石階を上り、鳥居をくぐった。
参道を直進し、拝殿前の鳥居もくぐり
拝殿へ入った。
まずは、こちらでお参り。本殿の手前右手には獅子頭が・・・。
ズーム、
さらにズーム。獅子頭の前には神酒、御水、さらには野菜等の御饌が準備されていた。右側にあるものは何だろう?
獅子頭と対面できたので、拝殿を出て
社務所前まで戻ると獅子舞の前に雪が舞った。
寒さが厳しくなるなか祭典が開始された。本日は略式ということで社務所前での手水ではなく
手水舎を利用しての自らでの手水だった。
手水を終えて心身を清めた氏子総代が石階を上ると
その後ろに獅子舞保存会の舞手が続いた。
拝殿に舞手、氏子総代が勢ぞろいすると
獅子頭が田辺(たぬい)地区を巡幸する前の祭典が開始された。
宮司が祓詞を白した後、
修祓となり、獅子頭、舞手、氏子総代が大麻により祓われ、続いて御塩にて清められた。
続いて、神酒徳利と水器の蓋が外されると献饌となった。
その後、祝詞奏上。(祝詞奏上の際は私も低頭していたのでその様子は分からないが、宮司による力強く琴線に響く声は素晴らしかった。)
祝詞奏上の後、獅子頭に対して拝礼。
拝礼を終えると神酒徳利、水器の蓋が戻され、
撤饌となった。
最後に全員が合わせて、宮司一拝。
以上で祭典が終了し、
獅子頭が巡幸に出る準備が始められた。
この後、田辺(たぬい)地区巡幸に途中まで同行したが、公民館で獅子舞を楽しんだ方々にも巡幸の起点が田丸神社での祭典にあることを知っていただければと思った。
【 20130216 の記録 】
- 獅子頭の田辺(たぬい)地区巡幸前の祭典(田丸神社の獅子舞)
- 獅子頭の田辺(たぬい)地区巡幸(田丸神社の獅子舞)
【参考】 2012年02月19日の記録(神宮巡々)