2013年02月28日(木) 【本】お伊勢さん125社巡拝ものがたり(吉井貞俊 著)
今年の元日、「お伊勢さん125社まいり」に関連する書籍を3冊紹介した。
なかでも、近くの書店の店頭には置かれていない「お伊勢さん125社巡拝ものがたり(吉井貞俊 著)」には思いが募るばかりだった。
ただ、1月〜2月の週末は毎週のように各地へ御頭神事や獅子舞行事を拝観に出かけていたのでじっくりと本を読む余裕などなかった。あれから二ヶ月が経過、やっと落ち着いたのでこの本を購入することにした。
Amazonなどオンラインショップで購入すれば翌日には到着するのだが、書籍は値段が統一なのでどうせなら地元の書店で購入して地元にお金を落とそうと考えた。イオンタウン伊勢ララパークにある書店「ブックスクウェア」に予約したところ二日後に到着。
早速読み初めた。各社の「ものがたり」は見開きの2ページで完結し、著者の体験談が豊富にちりばめられているためとても興味深く、おもしろい。また、それぞれに著者によるイラストが挿し込まれていて、これを見ればこの場面を確認したくなる。
頭から順に読むもよし、目的の社のページを読むもよし、いかようにも読み進められる。読めば読むほど125社への思いがよりいっそう高まる良書だ。125社まいりをこれから始める方にも、めぐり終えた方にも誰にでも・・・。
読み進みて私が読み止まったページ、それは(68)粟皇子神社についてのものがたりだった。そこには「海岸線を歩いて神前海岸(二見浦)へ戻る途中で潮が満ちてきて・・・」のような内容が書かれている。
以前、神前神社へお参りした時、神社(二見地区の125社)のお世話(お守り)をされている男性から「海岸線を歩いて粟皇子神社まで行ける」旨の話を伺ったことがあり、いつかは歩いてみたいが・・・。
【参考】 「神宮巡々」の記録
- 125社(二見めぐり) 2010年12月04日
著者の場合は逆コースを辿ったということだろう。つまり、粟皇子神社から潜島を経由して神前海岸、そして二見浦へ。
この読書が週末の「お伊勢さん125社 二見めぐり」につながった。
【余談】
「ブックスクウェア」は地元企業だと思い込んで書籍を予約したが、購入後に・・・を知った。実は「ブックスクウェア」は地元企業ではなく、岡山市に本社を置く会社でしかも古本市場も運営している。なんと、思い込みとは恐ろしいものだ。まぁ、働いている人は地元の人だろうから・・・、良しとしよう。