2013年03月09日(土) 遷宮記念 おひなさまめぐりin二見(2013) (車、徒歩)
午後から二見公民館で「西行トーク」が開催されるため、午前中に二見を訪れて「遷宮記念 おひなさまめぐりin二見」に参加した。
これはJR参宮線 二見浦駅から二見興玉神社に至る夫婦岩表参道およびその周辺の旅館、食事処、お菓子処、商店さらには民家にて「おひなさま」を飾りお披露目する催しで、次のようなマップが準備されていた。
このマップによると「おひなさま」は92箇所に飾られていた。なお、この拠点の内8箇所にはスタンプが準備されスタンプラリーが企画されていたので、今回はそのラリーに参加することにした。上の写真はすべてのスタンプを押した状態のもの。
二見総合駐車場に車を駐めるとその隣に建つ二見生涯学習センターへ向かった。
今年の二見生涯学習センター出入口は横断幕くらいで、大人しい感じの演出だった。
ちなみに、昨年はこんな感じだった。
(2013年03月03日の写真)
二見生涯学習センターへ入り先ほどのおひなさま展示場所マップを受け取り、まずは二見生涯学習センターのスタンプをポンと押した。
おひなさまの展示室への入口にはフラワーアレインジメント。
展示室へ入ってから振り返って受付をパチリ。
まずは、「おひなさまめぐりin二見」配布資料をいただいた。A4用紙に小さな文字でびっしりと書き込まれていて、7枚。雛人形の発生・由来、種類、変化、二見と雛人形のかかわりなど「おひなさま」に関する情報が満載だ。これを読んでからめぐると一味違うめぐりとなるだろう。(私は来年に活かそう・・・。)
これらは二見生涯学習センターにて配布されていた資料。今後、「おひなさまめぐりin二見」を訪問される方のために掲載。
中央のひな壇は昨年と同様に多数の雛人形が・・・・。ただし、奥のスペースには今年のタイトルの冠である「遷宮記念」にちなみ、次の企画となっていた。雛人形がハッピを着て、ハチマキを頭に巻いていた。
まずは、向かって右側、「お木曳」だ。
中央の人形はほら貝を手にしていた。
そして、左側と中央は「お白石拾い」と「お白石持」だ。
左側が「お白石拾い」で、
宮川の河岸にて
お白石を手に・・・。
最後は「お白石持」で、お白石を詰めた樽を奉曳車に載せて
曳いていた。
ふと視線をあげると、次に『挑戦状』、いや「クイズ」が出題されていた。
もう一度、人形をひととおり確認した。こんなところで、「アハ体験」できるとは・・・。そうそう、正解は白髪で白く長い髭をたくわえた左大臣。ひとりだけピンクのハチマキだ。
遷宮記念企画で楽しんだ後、次のスタンプラリー箇所であるJR二見浦駅へ向かった。
一見して夫婦岩をイメージされる駅舎は屋根がラウンドしていてとても斬新だ。
今は無人駅であるので、改札の内側からパチリ。
ひな壇の全景をパチリ。あんな奥にも飾られていた。
次は伊勢市二見総合支所へ向かった。
JR二見浦駅を背にして次の交差点を横断、右折して、国道42号線を進むと
左手に伊勢市二見総合支所がある。エントランスの屋根が変わっている。これは何を意図しているのだろうか?
支所はお休みなので、「おひなさま」は2階へ向かう階段に並べられていた。これらは保育園児による手作りの「おひなさま」だ。
伊勢市二見総合支所の次は西村真珠へ。その前にウメの花と堅田神社へ寄り道。
伊勢市二見総合支所前の横断歩道で国道42号線を渡ると二見総合支所前 バスのりば 付近にはウメの木が・・。先週も楽しませていただいたが、一週間でかなり多くの花が咲いていた。
フェンス越しに、紅梅。
白、紅、桃色・・・。その奥が堅田神社の社叢だ。
国道42号線へ進むと前方からCANバスが堅田神社の入口辺りを通過した。
CANバスとすれ違った後、堅田神社にお参りした。
参拝。
社殿前の小径を抜けて振り返って社叢をパチリ。
堅田神社を出ると西村真珠へ向かった。入口付近でパチリ。
さらに店内の奥には大正時代の人形が飾られていた。約百年前のものだ。
そして、その隣には商売柄、真珠を使用した展示も。
西村真珠を後にすると民宿アサヒへ向かった。その時に通ったのが細い路地、こんなところに排水機場のような建物があった。実際は何だろう?
二見興玉神社への参道へ出ると左手、道路上に「民宿アサヒ」の看板が見えた。
その手前に玄関があり、外にスタンプが置かれていたので、ポン、パチリ。
次は二見興玉神社へ。
参道の途中で、この建物に注目、
入口には「二見興玉神社参集殿」と書かれている。ここに参集殿があるんだ。ここも神域なのだろうか。
二見興玉神社参集殿の前を通りすぎ、二見興玉神社へ向かう前に二見浦の突堤へ歩を進めた。先週は嵐のように荒れ狂う海だったのが嘘のように、
海は凪いでいて、白波はどこにも見えなかった。御塩殿神社の方向をパチリ。
さらに、これからお参りする二見興玉神社の方向をパチリ。
ズームで夫婦岩もパチリ。海は穏やかだ。
二見興玉神社へ向かうと大きな変化を発見。
先週は次のように波除板が建てられていた。
(2013年03月02日の写真)
波除板はこの一週間で取り外されたということになる。もう春の訪れだ。お参り。
社務所付近でスタンプラリーのスタンプを押したが、「おひなさま」は?
そして、二見興玉神社の次は賓日館へ。二見浦の海岸堤防を歩いていると駐車場へのスロープを発見。振り返ってパチリ。
そして、ここから堤防を下り、賓日館へ向かった。
正面から賓日館をパチリ。
「おひなさまめぐりin二見」の幟と
本日の催しの案内板にも「おひなさまめぐりin二見」の文字。
外のテントでスタンプを押してから、受付で入館料(300円)を支払って入館した。
賓日館では多数の「おひなさま」が飾られたので、気に入ったものをパチリ、パチリ・・・。
まずは、官女に注目。
続いて、二階では傘に魅了された。
傘に使われている紙には何を使ったのだろうか?
時間が許せばすべての傘を確認したいほどだった。
こちらは、御木曳車を曳くカエル達、
ところで二見浦のキャラクター『ブージィー』と『エルカ』はここにいる?
続いて、中庭を左手に見ながら大広間へ向かうと、
インパクトが強いのは、頭上のシャンデリア。
そして、舞台と反対側の床の間には、ここでの遷宮記念の文字通り、「お白石持」だ。
大広間を後にして一階へ下ると最初に目についたのは、この人形、「ふみさん」。
賓日館の守り神だそうだ。詳細はこちら、
その近くに「のうのう人形」、「~のう。~のう。」なかなか面白い。
ひな飾りへ向かい最初の部屋には、伊勢市在住の和紙人形作家 阿部夫美子さんによる「月読尊」。見事な作品だ。
背景の障子には円形に明かりが映り、月読尊と満月の取り合わせだったのだが、三脚を持ち合わせていなかったのでそのショットは叶わなかった。
続いては「おひなさま」、でもこちらは辛櫃に惹かれてしまって、パチリ。
これから本当の「おひなさま」、パチリ。
こちらは昨年のパンフレットの表紙になった「おひなさま」。
今年は窓側のいい場所(撮影するのに)にいらしたので、お話ししながらパチリ。
会話の内容は内緒。
そろそろ、午後に予定している「西行トーク」の時間が迫ってきたので、この後は速攻で拝見してから
賓日館を後にした。
この後、まちかど企画展「ここに西行がいた!!~西行が愛したまち 二見浦~」が開催されている「夢ぎゃらりー二見」に立ち寄ってから「西行トーク」が開催される二見公民館へと向かった。
二見公民館の手前、アトリエ未来でパチリ。
二見公民館で「西行トーク」を聴講してから二見生涯学習センターへ戻り、スタンプラリー完走の記念品をいただいた。
【 20130309 の記録 】
- 遷宮記念 おひなさまめぐりin二見(2013)
- まちかど企画展「ここに西行がいた!!~西行が愛したまち 二見浦~」、西行トークin二見 2013 ほか
西行トーク参加されたんですね。私も名古屋から参加させていただきました。2年間転勤で伊勢におりました。
ブロク三重にいるときから拝見しております。ホント伊勢はいいところですね。帰りに神前海岸よって帰りました。 ホットしました。
ブロク楽しみにしています。
sobueさん
コメントありがとうございます。
また、いつもご覧いただきありがとうございます。
> 西行トーク参加されたんですね。
はい、私も西行トークに参加しました。また、新たな興味が・・・、新しい興味がどんどん増え過ぎて、すべてが中途半端に終わってしまいそうで怖いです。
> ホント伊勢はいいところですね。
実は私は3年前にお伊勢さん125社まいりを始めるまでは伊勢の良さに気づかずにいました。これもお伊勢さんのおかげです。
> 帰りに神前海岸よって帰りました。
あそこもいい場所ですね。
神前海岸には砂浜も岩場もあり、大潮であれば潜島へも行けますし、季節が良ければ波の音を聴きながら惰眠をむさぼるなど・・、楽しみ方はさまざまでいつ訪れても飽きることがありません。
今後もよろしくお願いします。
では、また、