2013年04月07日(日) 伊雑宮 (車、徒歩)
「家建の茶屋跡」(志摩市磯部町恵利原)のオオシマザクラに立ち寄った後、鍬形祭が斎行される九鬼岩倉神社(鳥羽市岩倉町)へ向かう途中で伊雑宮に寄り道。
訪問理由は二つ。
- お伊勢さん125社のひとつである。
- 鍬形祭の起源であるかも知れない。
理由のひとつめは時間的に多少の余裕があったので、お伊勢さん125社をめぐる通常の行動だ。そして、ふたつめは先日図書館で借りた「御鍬祭考 民衆の伊勢信仰 木村直樹著(樹林舎)」による。各地で祭られる御鍬社、連鎖的に引き起こされた御鍬祭。その起源が伊雑宮にあるとのこと。
磯部と鳥羽、当時なら陸路、水路、いずれにせよ地理的には遠くない。またお祭りの名前、御鍬祭と鍬形祭。手にする道具、鍬は一本の自然木の幹と枝を利用している。など類似点がある。
【参考】
- 図書館で借りた本 2013年03月23日
伊勢図書館では鳥羽市史にもざっと目を通してみたが鍬形祭の起源に迫る記述を見つけることはできなかった。いつか鍬形祭の起源を調べ、伊雑宮との関わりを見つけたい思いから急ぎ足ながらも伊雑宮にお参りした。
駐車場から伊雑宮へ向かい、
鳥居をくぐろうとすると、鳥居の上に三羽の鳩を発見。鳥居の下を人がくぐろうがビクともしなかった。
手水舎で心身を清め、
鳥居から一直線につながる参道を進んだ。
伊雑宮にお参りした。
お参りを終えてから幄舎前の鳥居をくぐり返すと前方に次の場所を見つけた。
伊雑宮と向かい合う位置に石が祭られている? 表面には何か文字が刻まれているようにも見えたが・・・? 不明。
また、この時期は伊雑宮でも落ち葉のシーズンだ。衛士さんに伺ったところ、落ち葉はこれからもっと増えるそうだ。
落ち葉は
この辺から舞い落ちるのだろう。
参道を戻ると左手、宿衛屋付近に巾着楠が見えた。
近づいてパチリ。
伊雑宮を後にするため鳥居をくぐり返す際、新しくなった伊雑宮衛士派出所をパチリ。
鳥居を見上げると先ほどの三羽の鳩。「あれれ、何かが違う。」
九鬼岩倉神社へ向かう時刻が迫ってきたので急いで駐車場へ戻った。駐車場でパチリ。ここでは落ち葉が風に吹かれて集まっていた。
鍬形祭を拝観するために九鬼岩倉神社へ急いだ。
【 20130407 の記録 】