2013年04月20日(土) 太江寺~増徳庵跡(伊勢市二見町江) (車、徒歩)
太江寺の藤を見学した後、山門から参道を下ると先日も訪問が蘇った。
【参考】
- お伊勢さん125社 二見めぐり 2013年03月02日(土)
その時は音無山から太江寺へ下る際、途中を左へ折れ竹薮の中を抜けてきた。竹薮の先では遠くに五十鈴川派流にかかる日の出橋を遠望した。その場所は丁字路となっていてその時は右へ向かって太江寺に至ったのだった。では、その地点を左へ向かうとどこへたどり着くのだろうか?
新たな興味が・・・・・。そうだ、向かう方向は同じ海岸方向だから行くしかない。
太江寺の山門から少し下ったところにある分岐で坂道を進み、先日の丁字路へ向かった。
そうそう、ここだ。先日と同じ風景、
日の出橋をズームでパチリ。
ここからは未知の道。山道にはパイプのフェンスが取り付けられており整備が行き届いていた。
足元もかなり踏まれているので安心して先へ進んだ。
右手には二見町江の町並み。
水平道を快適に進むと前方には
海が見えた。神前海岸だ。
山道が左へ巻き下りとなると前方に広場が見えた。
フェンスで囲われた広場への階段を上ると
整備された広場の中央奥には石碑のようなものが見えた。
近づくと、そこには「増徳庵跡」と刻された石碑が建てられていた。まだ新しい。
由緒等を示すものがなかったので、石碑の裏面へ回り込むと次のように刻まれていた。
曹洞宗能仁山増徳庵は天正元年(一五七三)三州堀切 の僧峯樹雄芳和尚の創立。以来四百三十年余此の地に 堂宇を構え、近遠の檀信徒に親しまれる。 平成十六年(二00四)同地区の曹洞宗日生山高泉庵 との合併により歴史を閉じる。 平成二十一年 十月建之
石碑の前には屋根瓦が置かれていた。
ちなみに、高泉庵も江地区のお寺で、お伊勢さん125社まいりで江神社へ向かう時に目にしたお寺だ。
【参考】
- お伊勢さん125社 二見めぐり 2013年03月02日(土)
- 125社(二見めぐり) 2010年12月04日(土)
増徳庵跡はこんな高台にあり、江の町を見守っていたのだろう。
敷地は広くないが菩提寺としてはなかなかいい場所だ。
ここからは下りとなったので石段の下で振り返ってパチリ。
この後は、二見興玉神社へ向かう途中で、江地蔵尊に寄り道してしまった。
【 20130420AM の記録 】
- 堅田神社
- 音無山~太江寺(伊勢市二見町)
- 太江寺の藤(伊勢市二見町江)
- 太江寺~増徳庵跡(伊勢市二見町江)
- 江地蔵尊(伊勢市二見町江)
- 第62回神宮式年遷宮 お白石持ち行事 浜参宮(二見興玉神社)
- 宇治山田陵墓参考地(倭姫命御陵) (伊勢市倭町)
- 隠岡(かくれがおか)遺跡の藤棚 (伊勢市倭町)