2013年04月27日(土) 音無山駐車場~太江寺(伊勢市二見町) (車、徒歩)
先週、太江寺を訪れたが藤の開花には一足早かった。あれから一週間、満開を期待して今日も音無山越えにて太江寺を目指した。
【参考】
- 音無山~太江寺(伊勢市二見町) 2013年04月20日
音無山駐車場に車を駐め、駐車場の登り口からまずは山頂を目指した。(先週は左方向)
春の息吹を感じながらゆっくりと石の階段を登った。
それなりの高度をかせぐと町並みが下方に見え始めた。
二見浦をズームでパチリ。
さらに進むが誰ともすれ違わない。最近の山歩きはいつもこんな感じで、いい環境を独占している。
この後は分岐が続き、まずは山頂を目指した。ここは「左へ」、
次は「右へ」、
ここはやり過ごしてその先を左へ曲がった。
先日、ツツジとサツキの区別で迷ったが、これは花も葉っぱも小ぶりでおしべは5本、多分サツキだろう。
道なりに進むと
右手に東屋が見える。この奥付近が山頂だ。
山頂付近でパチリ。
山頂から音無山園地展望台へ向かうと途中にロープウェイ跡がある。この場所から海岸へ向けてロープウェイがあったとは想像もつかない。さらに、往時の賑わいも・・・。
新緑や草花に春を感じながら・・・
音無山園地にたどり着いた。
音無山の音成神社にお参りした後、展望台から神前海岸方向をパチリ。神前海岸の前には潜島があり、山の上にはお伊勢さん125社である神前神社(許母利神社および荒前神社を同座)が祭られている。高いところからだが遥拝。
ここから太江寺までは一気に下り、足元にも頭上にも気をつけて・・・。頭上の新芽をパチリ。
パチリ。
生まれるものがあれば、朽ちるものあり・・・・。
時には遠景が見えるのでパチリ。
この下りはなぜか心地よくなる。
路傍には「天下泰平」「国家安全」の願いがある。寳暦四年(1754)のものだ。
軽快にさらに下ると・・・
途中左へは曲がらずに坂道をまっすぐに下った。たどり着いたのは太江寺の駐車場。駐車場から本堂へ向かうとその途中右手に次の祠がある。
石の表面には明らかに犬の模様が見える。
隣にある説明板がこちら。感得し拝んだところ愛犬の病が治った・・・とある。
守り石を過ぎて本堂へ向かうと
左手には行基菩薩像があり、その奥には先週も紹介した伏見稲荷社が祭られている。
この後は藤を愛でたが、それは別の記録で紹介する。
太江寺の藤を満喫したあとは音無山駐車場まで戻ることになるのだが、常に新しい発見のためになるべく歩いたことがない道を歩きたい。
先週発見した「太江寺から増徳庵跡へ」のルートへ向かうと途中、右へ下るコンクリート製の階段。眼下には二見町江の町並みが一望できる。
ここを下るとこんな突起を発見。
さらに下ると
ここにも突起を発見。これはコンクリート法枠の強度を高めるためのアンカーだろう。
そして、階段を下り終えた場所は江コミュニティセンターだった。
ここから国道42号線へ向かい江交差点を左折、道路の向こう側へ渡りさらに進んだ。二見シーパラダイス前を通過すると右手には二見興玉神社の裏参道への下り坂があるが、今日は寄り道せずに駐車場へ戻るため二見隧道(旧道)ヘ進んだ。
隧道へ入ると、潮の香りを含んだ向かい風が吹いてきた。心地よい風に吹かれながらトンネルを抜けるとそこは二見浦だった。
この後はまっすぐ駐車場へ向かい、大人しく帰路についた。
【 20130427 の記録 】
- 音無山駐車場~太江寺(伊勢市二見町)
→ 太江寺の藤棚(伊勢市二見町江)