2010年10月11日(月) 神宮御料鰒調製所 (車、徒歩)
今日は久しぶりに晴天となった。外へ出たい虫が疼き、海を、太平洋を見たいと思った。パールロードの展望台へ行こうか、そう言えば国崎(くざき)に神宮の鰒調製所があることを思い出した。なかなか訪れる機会が無かったので、思い立ったが吉日だ。
鳥羽方面からパールロードに入り、展望台を越えてから国崎の看板で右折した。パールロードの下をトンネルでくぐり、くねくね道を下って行くと突き当たりが国崎漁港だ。
ここを左折しその先にある国崎漁港の駐車場に車を駐めた。目的とする神宮御料鰒調製所がどこにあるか分からなかったので、とにかく海岸沿いを歩き始めた。
しばらくすると、鎧崎の案内板があり、その先には鎧崎があった。鳥居らしきものが見えたので、とにかく鎧崎を目指した。ちなみに、この堤防沿いの道路は道幅が広く車も通れる。
鎧崎に近づくと、
その手前には砂浜がある。
煙が出ている海女小屋のような建物の前を通り、先ほどの鳥居の所まで行くと、そこには神宮司庁の定の立札があった。ここに鰒調製所があったんだ。
この前には歌碑や案内板がある。
ここから先が神宮用地となっている。
石段を上がると、
左手に二棟、右手に小屋と案内板が、前方には井戸と石段がある。
右手の案内板には国崎の熨斗鰒づくりについての紹介があり、
右手の小屋の引き戸が新調されており、それがやけに目立った。
すぐ目の前が海だけど、この井戸からは真水が出るのだろうか?
前方の石段を上ると
左手に空間が開ける。
正面には黒木鳥居があり、
柵の中には、丸太で出来た干し場(?)が2ヶ所設置されている。鰒調製所なので、ここに熨斗鮑が干されるのだろうか?
このような歌碑もある。
鳥居の後ろにはさらに石段がある。
この石段を上り、振り返ってパチリ。
パチリ。
この石段の先には、倭姫命御巡行舊跡(きゅうせき)、鎧崎灯台がある。
【参考】鎧崎灯台ほか
鎧崎灯台から急な階段を下り、鎧崎を半周して神宮御料鰒調製所の正面まで戻ってきた。
この左手には鳥居があり、石段が続いている。
ここを上ると、小さな社が見えてきた。
足元には「司」の石柱があるので、こちら側は神宮用地では無いようだ。地元の社なのだろうか?
三社あり、コンクリートの建物でしっかりと守られている。
その先に道はあるが、
海がみえる場所で途切れている。
石段を下り、正面まで戻ってくると右手には下りの石段がある。これは海へ向かう階段だ。
石段を下ると生簀のような場所が作られている。
先端まで行って振り返るとこんな感じである。この場所が鰒調製と関係するのかは?
帰りに石段を上がろうとしたとき、ここでも「司」の石柱があった。こちら側も神宮の用地では無かったのか。