2013年08月12日(月) お白石持行事 特別神領民 内宮奉献サポートを終えての内宮参拝 (徒歩)
本日で特別神領民も含め、第62回神宮式年遷宮 お白石持行事 内宮奉献は終了した。
特別神領民の奉献をサポートするボランティア活動を終了してから内宮を参拝することにした。今日はサポートボランティアにもお白石を奉献する機会が得られ私も奉献を済ませたのでその感動を再び・・との思いもあり・・・。
昼食を終えると特別神領民と同じ白法被(背中に伊勢の文字)を着たままで宇治橋の鳥居をくぐった。
宇治橋を渡る途中、五十鈴川の上流側をパチリ。
水量が少ない。そりゃそうだ、最近雨が降っていない・・・。
宇治橋を渡ると神苑前に、ここにある常夜燈の笠部分には銅板が張られている。これは注目ポイントだ。(と後で気づいた。この先の常夜燈にも注目を・・・)
そして、この先にあるのが仮手水所。お白石持行事のために設置された仮設の手水所だ。
さらにその先右手には奉献団お白石渡し場所がある。(あった)
こちらが特別神領民のための場所。私もここでお白石を受け取った。
そしてこちらは地元奉献団のためのお白石受け取り場所。77奉献団が交代で利用したため立札に名前はない。
火除橋を渡ると右手にあるのが
手水舎。新しくなっている。
どうも屋根が修繕、葺き替えられたようだ。柿葺か。
第一鳥居をくぐると
その左手には斎館の御門がある。
門の左右の板塀が新しくなっていた。
御手洗場へ向かうと五十鈴川の水量は少なめだが、とても澄んでいた。
今日も暑く、誰もが思わず手を・・・・。
まずは瀧祭神にお参りした。
御正宮へ向かうべき所だが、瀧祭神の脇の細い参道を先へ進み、風日祈宮橋を渡った。
風日祈宮をパチリ。
風日祈宮にお参りしてからもパチリ。
この常夜燈に注目。
お参りを終えて、風日祈宮橋を渡り返す際、島路川の上流を確認したところここも水が少ない。
風日祈宮橋を渡り終えると第二鳥居をくぐるために正面へは向かわず
来た道を少し戻ってから右手に伸びる参道を進み、第二鳥居の前へ出た。常夜燈を第二鳥居をパチリ。この常夜燈にも注目。
多くの参拝者が第二鳥居をくぐっていった。
ここだけ日差しがあったのでパチリ。
神札授与所、神楽殿を左手に見ながら進むと忌火屋殿が造替中だった。もしかすると修繕?
張り替えられた新しい屋根が工事用のシートから透けて見えていた。
忌火屋殿を後にすると御正宮への参道を進んだ。
先ほどお白石を奉献した新宮の石階下には新しい御贄調舎。
その奥(南側)には豊受大御神の神座が見られる。
そして、御贄調舎の前に見えるのが新宮。本日お白石奉献が終了した。
現在の御正宮へ向かうと新しい常夜燈と現在の御贄調舎。
参拝者が多く石階の中腹まで列んでいたため私は石階下で遥拝。すると、車椅子に腰かけた男性から声を掛けられた。どうも私が着ている法被で過去の記憶が蘇ったそうだ。
御正宮から折り返す際、改めて新宮をパチリ・・・。
この案内札「お白石奉献参入口」も取り外されるのだろう。
別宮遥拝所前を右へ曲がり、
まずは造替された御稲御倉にお参りした。
とても新しい。以前、造替された饗土橋姫神社を見たときに近い感動。
そしてこちらは外幣殿。こちらには神様はみえないが・・。
外幣殿の先、新宮の板垣のこの辺では、特別神領民の方に「お疲れさまでした。足元にご注意ください。」と何度も声を掛けた場所だ。皆さんの顔を見ながら、何回声を掛けただろう。何千回?
そして、こちらが私も通り抜けた新宮の板垣北御門。あの感動が蘇った。
新宮の板垣北御門前にある石階を下るとその下には荒祭宮。
右手にある新御敷地には新宮が・・・、パノラマで。
荒祭宮からメインの参道へ戻る途中、右手にある御酒殿、
および由貴御倉にお参りした。
ここでもパノラマをパーーチリ。四至神も写したはずだったが写っていなかった。(残念)
四至神(みやのめぐりのかみ)にお参りしていると後方から声が聞こえた。
その声の主は女性。「これは何ですか?」 聞きなれないイントネーションだった。
まず、四至神について説明したところ、新宮についての質問があった。「どこからお越しですか?」と逆に質問したところ、「ベトナム」とのこと。えぇ「めちゃくちゃ、日本語がうまいですね!」と言ってしまった。
その後、式年遷宮、お白石持ち、常若思想、御用材の下賜(リユース)などについて説明した。ベトナムの方に、しかも日本語でこんな話題を説明している自分、こんな説明を理解してくれるベトナムの方、とても不思議でとても有意義な時間だった。もっとも彼らは「八百万の神」を理解していた。
ベトナムについてほとんど知識がない自分が恥ずかしかった。恐縮しながら日本語がペラペラなベトナム人のカップルを見送った。
その後大山祗神社、子安神社へ向かいお参りした。
お参りを終えると神宮司廳へ立ち寄り、「お伊勢さんの広報誌 瑞垣」をいただいてから宇治橋へ戻った。
宇治橋を渡る前に五十鈴川を確認したところ水面が見えなかった。
【 20130812 の記録 】
- 第62回神宮式年遷宮 お白石持行事 内宮での最終奉献
- お白石持行事 特別神領民 内宮奉献サポートを終えての内宮参拝
- 干上がった五十鈴川、お白石持行事 内宮奉献(川曳)の二週間後
- おはらい町通りに残された奉曳車のチョーク跡
- 佐瑠女神社 例祭の準備(猿田彦神社)
- 稲穂が実る御神田(猿田彦神社)