2013年08月14日(水) お白石持行事 特別神領民外宮奉献コース現地視察ほか (徒歩)
先日、8月12日に第62回神宮式年遷宮 お白石持行事特別神領民の内宮奉献が終了した。特別神領民による外宮奉献は8月18日から開始される。
特別神領民の奉献サポートにあたり、内宮奉献では御遷宮対策事務局による現地視察会が実施されたが、外宮奉献では実施される予定がなかったので、独自に現地視察を実施した。とは言え、本来の目的は自宅からボランティアの集合場所まで徒歩で何分かかるかを知るためだった。
【参考】
ボランティアの集合場所は、特別神領民の受付でもある「今之社公園(宮町交差点のすぐ近く、今社の裏手にある)」。実際に歩いてみると少し寄り道しながらでも50分ほど、40分~45分で到着可能だ。(これで安心)
宮町交差点付近にはすでに交通規制の予告掲示が・・。
お白石持行事に関しては 有限会社 伊勢文化舎 が発行する『伊勢の今を伝える いせびとニュース 夏号(第11号)』に簡潔にかつ明解に紹介されている。
さらに、『伊勢の今を伝える いせびとニュース 残暑号(第12号)』が発行され、外宮奉献の見どころなどが紹介されている。
幸いなことにこれらのニュースのPDF版は伊勢文化舎のホームページにて無料で提供されている。ぜひご覧ください。(感謝)
【参考】
また、お白石行事のスケジュールおよび本期間中の伊勢市内交通規制については伊勢市のホームページに掲載されている。
【参考】
- お白石持行事のページ (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事期間中の交通規制 (伊勢市のホームページ)
- お白石持行事公式ホームページ (御遷宮対策委員会)
宮町交差点付近から
歩道橋を渡るとその先に見えるのが、今之社公園。ただし、特別神領民は公園前でバスを降車するので歩道橋を渡る必要はない。
受付場所である今之社公園から【1番車】、【2番車】それぞれの結団式会場へ、さらには奉曳、奉献コースは次の通り。
今之社公園の前にも様々な看板が準備されていた。
「降車場」の案内、
交通規制、
「受付」の案内板など・・・。
特別神領民は受付を済ませると宮町交差点まで進み、交差点を左折する。
私は特別に今社にお参りした。
今社では御頭神事などいろいろとお世話になっている。
【参考】
そして、今社の正面にあるのが高柳商店街のアーケード。こちらは特別神領民の奉献が雨天となった場合の待機場所に設定されている。
高柳商店街の入口から宮町交差点をパチリ。特別神領民はこの先からこちらへと歩いてくる。
そして、進行方向へ視線を移すと幅の広い道路が直線で続いている。しばらく歩くと
次の交差点の先が特別神領民【2番車】の結団式会場となっている。
交通規制も該当日の朝6時~9時、または6時~10時が車両進入禁止となっている。
次の交差点で振り返ってパチリ。ここに【2番車】の特別神領民が整列する。
次の写真では、左側が【2番車】の結団式会場、そして前方が外宮方向で交差点の先が【1番車】の結団式会場となる。
まさにこの場所が【1番車】の結団式会場となる。奉曳車から綱がのばされ、綱を手にした状態で結団式が実施される。
ここからはほとんど直線で、前方に見えるNTTのアンテナが目印となり、その先を右折すると外宮の北御門へ到着する。
とにかく前方へ進むと「八日市場町」の幟。綱は240mくらいの長さだから綱先はまだこの先だろう。
そして、この先左側には
小西萬金丹本舗がある。もしかすると綱先はこのあたりまで来るのかも?
また、道路を挟んで小西萬金丹本舗の向かいには、民家の玄関口に「御師 福島みさき大夫邸跡」の石碑がある。
NTT西日本の伊勢志摩ビルはもう目の前だ。
NTT西日本 伊勢志摩支店の入口を右に見ながら
NTT西日本 伊勢志摩ビルの看板を過ぎると
その先に広がるのがおもてなし広場となる。現在、テント設営など準備中だった。(この記事が投稿される頃には準備万全だろう。)
次の交差点を右折。
右手にはおもてなし広場が広がっている。
右折して直進すると目の前が北御門となり奉曳のゴール。ここからは奉献となる。
写真を撮り忘れたので、2013年05月25日に熊野古道伊勢路を歩き始めた時の写真
【参考】
なお、現時点では奉献当日のため次の看板が準備されていた。道路からは見えない向きで・・・。
外宮北御門口で奉曳車を離れると、まずは給水ゾーンで十分に水分等を摂った後、表参道口へと移動して仮手水、白布およびお白石の受け取り。火除橋を渡ると第一鳥居をくぐる前に修祓を受け、表参道を進む。現在の御正殿の前で遥拝した後、新宮へのお白石奉献となる。
北御門参道の火除橋に向かって左手の駐車場、こちらが給水ゾーンとなる。
また、反対側の右手方向の駐車場は記念撮影、解団式会場となる。
給水ゾーンを過ぎて、外宮の表参道口へ向かうと
表参道口には地元奉献団により多数の幟が立てられている。
地元の奉献団は77団あるのでこんな感じだ・・・。
ここには仮手水所も準備されていた。
そして、せんぐう館側には特別神領民のためのお白石渡し場所が準備されていた。
外宮表見張所を右に見ながら
火除橋を渡ると
写真を撮り忘れたので、2013年05月25日に熊野古道伊勢路を歩き始めた時の写真
前方に表参道第一鳥居。右側には地元奉献団のお白石渡し場所が準備されていた。
また左手には表参道の手水舎(特別神領民は使用しない)。
屋根が修繕されていたのでパチリ。柿葺。
再度は、板を重ねたようい見える細工。見事だ。
よく見ると新しい部分は限られている。
お白石の奉献は第一鳥居をくぐり、
さらに、第二鳥居をくぐる。
第二鳥居の先、神札授与所付近でクロアゲハがひらひら・・。玉砂利に舞い降りた際にパチリ。
神楽殿、神札授与所を過ぎると表参道から右折すると北御門参道。特別神領民の帰路は北御門参道へ。
写真を撮り忘れたので、2013年07月06日の写真
大庭の前を過ぎると右手には現在の御正宮。
特別神領民は御正宮を遥拝して
新宮へ向かう。
新宮でのお白石を奉献を終えると先ほどの北御門参道を進み、写真撮影会場、おもてなし広場へ向かう。
以上で「お白石持行事 特別神領民外宮奉献コース現地視察」を終え、125社まいりに切り替えた。
多賀宮への石階を登ると
その先は参拝者の列。私は遥拝で済ませて石階を下った。
その途中で、多賀宮の新宮をパチリ。
石階をまっすぐ下り切ると左手に参道へ入り、下御井神社にお参りした。
その後、土宮、
風宮にお参りした。
別宮への参道から大庭へ戻ると
四至神にお参りしてから北御門参道へ入った。
御酒殿にお参りすると
近くにアオスジアゲハが舞っていた。参道に舞い降りたのでパチリ。
北御門をくぐると
御厩の先を左へ折れて細い参道を突き当たりまで進んだ。このフェンスの向こうに上御井神社が祭られている。ここで、遥拝。
参道を戻り、大津神社、
さらに度会国御神社にお参りした。
度会国御神社の鳥居を見ると、その上には小石が投げ上げられていた。
北御門参道へ戻ると火除橋を渡った。
その後、もう一度表参道口ヘ向かうとパチリ。
【 20130814AM の記録 】
- お白石持行事 特別神領民外宮奉献コース現地視察ほか
- 新たな店舗や手荷物預かり所ほか(外宮参道~伊勢市駅前広場)