2013年12月01日(日) おわけ祭(高向大社 祷屋宅) (徒歩)
宮川流域案内人とともに「伊勢市御薗町高向のおわけ祭を見学しよう!」の企画に参加するため、おわけ祭見学の集合場所、高向大社へ向かうにて、高向大社(伊勢市御薗町高向)へ集合した。
本殿にて斎行されていた祭典が終了したので、参道を戻ると鳥居前には本企画の参加者が集まっていた。
しばらくすると今年の祷屋宅への移動が始まったが、少し時間に余裕があったため御頭神事の切祓祭場に立ち寄った。私が高向大社へ向かう途中で立ち寄った場所だ。
切祓祭場から祷屋宅へ到着すると今まさに「おわけ祭」が始まるところであった。
今回、二回目の参加なので撮影は控えめにして、全体の流れをじっくりと拝観することにした。なお、御分霊を迎えられたおわけも来年の2月11日の御頭神事では焼き払われる。
【参考】 神事の詳細については過去の記事を参照
縁台の上にはすでに神饌等が準備されていた。
手水ノ儀のの後、宮司が神饌等の前に立ち祓詞を白した。
その後、二見浦で汲まれた塩水で笹を清め、
その笹で修祓が執り行われた。
まずは神饌、
次におわけ、
さらには祷屋宅、
そして最後は奉仕員。
その後、奉安、献饌、祝詞奏上、礼拝(玉串奉奠に準ずる)、撤饌
そして、最後はおわけの閉扉。おわけの扉はしっかりと閉ざされた。
なお、おわけの脇には二見浦禊齋 無垢鹽草が掛けられていた。高向大社の神事ではさまざまな場面で無垢鹽草を目にする。
【参考】
おわけ祭は終了とあり、宮司をはじめとする奉仕員は祷屋宅での祝いの宴となった。
なお、2月11日の高向大社 御頭神事に関する記事は次の記事にまとめてある。
【参考】
【追記】 2013-12-17
今回幸いなことに、おわけ祭を撮影するために訪れていた写真家の阪本博文とお会いし、お話することができた。阪本さんは三重県の祭にこだわり素晴らしい作品を撮り続けてられいる。
【参考】
【 20131201 の記録 】
- 上長屋神社(伊勢市御薗町)
- おわけ祭見学の集合場所、高向大社へ向かう
→ 宇須乃野神社(縣神社を同座) - おわけ祭(高向大社 祷屋宅)
- 紅葉の御薗神社(伊勢市御薗町)